BABYMETAL出演のグラストンベリーフェスティバルはどう凄いのか

BABYMETALがイギリスのグラストンベリーフェスティバルに出演決定。

今までBABYMETALの発表には散々驚かされてきましたが、今回は過去最大級ではなかったでしょうか。

グラストンベリーフェスティバル出演ということが既に大ニュースというのに、なんと横浜アリーナライブの翌日。

6月28日金 横浜アリーナ
6月29日土 横浜アリーナ
6月30日日 グラストンベリーフェスティバル
7月02日火 O2ブリクストン・アカデミー
7月06日土 ポートメッセなごや
7月07日日 ポートメッセなごや

BABYMETALは今年は2チームあるのか?と言われるほどの驚愕のスケジュールです。

グラストンベリーフェスティバルは何が凄いのか?

ステージ数が多すぎる

グラストンベリーフェスティバルは歴史があり、巨大であり、フジロックがモデルとしているということは知っており、以前からBABYMETALの出演を期待する声はありましたが、グラストンベリーフェスティバルの何が凄いのか改めて調べてみました。

正式名称 Glastonbury Festival of Contemporary Performing Arts

STAGE数 81

Artist数 1791組

https://www.glastonburyfestivals.co.uk/line-up/line-up-2019/?stage

グラストンベリーフェスティバルのタイムテーブルから数えてみました。

アーティストによっては複数回出演もありますが、アーティスト数としては1組と数えています。

アーティスト1組で7人は平均して出演者いるでしょうからステージにあがる人数は1万人以上ってことになるかもしれないですよね。

そもそもステージが81って意味がわかりません。

フジロックを数えてみたところ苗場食堂などを入れても14。

世界最大というのは間違いなさそうです。

更にこれだけのステージ数で3日間だけの開催というのも驚きですね。

チケットは30分で完売

グラストンベリーフェスティバルのチケットは前年の10月に発売。

出演者が発表されてないというのに、発売開始30分で売り切れとなったそうです。

以前は12時間とかかかっていたようですが、年々早くなっている様子。

多分、人気が高まっていると同時にチケットサイトのサーバーが強化された結果でしょう。

6枚までチケットを買えるということで、6人でチームを作り、つながった人が全員分を登録、購入するというのが定番の買い方とのことです。

購入には事前に顔写真などの登録が必要で、同伴枠もIDなどの入力が必要になってきます。

もちろん日本からも購入可能で、日本の音楽好き、フェス好きの方が過去に沢山参加されています。

チケット代金は3日間で4万円ほどの様子(正確な値段は不明)。

前年に売り切れになることからしても、1日券はなく、全日のチケットしかないかもしれませんね。

3月頃が入金期限になっているようで、4月に入金がなかった分の再販があります。

この再販も人気で購入が簡単ではないようです。

この再販のチャンスを逃すとチケットを買うチャンスはゼロ。

グラストンベリーフェスティバルのチケットは以前に高額転売が問題となったために、本人確認などをかなり厳しくしており、STUBHUBやViaGoGoなどのリセールサイトにもカタログがない状態です。

BABYMETALのグラストンベリーフェスティバル出演という歴史的な瞬間に立ち会いたいのは山々ですが、チケットがなんともなりません。

1970年からの歴史

グラストンベリーフェスティバルは1970年が第一回。

フジロックが1997年、サマソニが2000年が第一回。

またグラストンベリーフェスティバルの前にもモントレー・ポップ・フェスティバルやウッドストックフェスティバルなどもありましたが、継続しているという意味ではグラストンベリーフェスティバルが一番歴史があるといえそうです。

動員数は18万人?

Wikipediaによるとグラストンベリーフェスティバルの動員数は18万人とか。

日本のフェスでもこれぐらいの動員数のところはあるので数としては驚くほどではないのですが、3日券しかないことを思うと、1日にいる数が18万人ともいえるのでこれは凄そうです。

日本のカウントダウンジャパンフェスティバルは動員数16万人となっていますが、4日間に渡っての延人数と思われますので1日にいる数はそこまでではないでしょう。

会場の広さは900エーカー(約3.6 km²)となっていますので、東京ドーム77個分ぐらいかと思います。

グラストンベリーフェスティバルに出演する意味

グラストンベリーフェスティバルに出演することを目標としている日本の一流アーティストがいます。


デビュー時から「目標はグラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナー」と公言

[ALEXANDROS]インタビュー 7枚目のアルバム『Sleepless in Brooklyn』を貫く確信と挑戦

[ALEXANDROS]は目標をグラストンベリーフェスティバルのヘッドライナーと言っていたこともあるようですね。

過去にも上原ひろみや東京スカパラダイスオーケストラなどもグラストンベリーフェスティバルに出演したこともあるようですが、メインステージに立つ日本人アーティストはBABYMETALが初のようです。

グラストンベリーフェスティバルではこれだけのステージをメインステージというくくりにしているようで、BABYMETALが立つOTHER STAGEもメインステージのひとつということになるようです。

BABYMETALグラストンベリーフェスティバル待望論

初期の段階からBABYMETALにグラストンベリーフェスティバルに出演して欲しい。

ソニスフィアやダウンロードフェスティバルの次はグラストンベリーフェスティバルに出演だろと言っていた方がいましたのでご紹介します。

BABYMETALはグラストンベリーフェスティバルに間に合うのか?

ところでBABYMETALはグラストンベリーフェスティバルに間に合うのでしょうか?

大きなお世話に思えますが、気になりますよね。

6月29日金曜日 横浜アリーナ 開演16:30

発表の時からなぜこんなに開演が早いのか。

そもそもなぜ金曜日-土曜日なんだ?!(ポートメッセなごやは土曜日-日曜日)という疑問がありましたが、理由はイギリスに旅立ち、翌日のグラストンベリーフェスティバルに出演するためだったんですね。

東京-ロンドンは直行便で12時間20分ほど。

日本とイギリスの時差は-8時間ありますので、深夜便に乗れば、ロンドンのヒースロー空港に朝に到着可能です。

ヒースロー空港から会場までは車で2時間半ほど。

渋滞もあるのでもしかしてヘリなどでアーティストは移動するのかもしれません。

BABYMETALの出演時間は14:35(日本時間22:35)なので遅延などがなければ十分間に合いそうです。

しかし、睡眠は飛行機の中でしか取れないでしょうし、メンバー、スタッフの体調が心配ですね。

グラストンベリーフェスティバル出演の影響は計り知れない

グラストンベリーフェスティバルのメインステージに出演したという実績は今後の活動にも大きな影響を与えるに違いありません。

来年はサマソニも大手を振ってBABYMETALをヘッドライナーに迎え入れるかもしれませんね。

イギリスの国営放送BBCでの中継もあるようなので、沢山の人がBABYMETALを新たに知ることになるでしょう。