BABYMETALワールドツアー2015追いかけ日記 メキシコでルチャリブレ
BABYMETALのワールドツアー2015年北米ツアーを観戦しに北米を旅行した日記です。
興味のある方どうぞ。
5月10日
時差のせいか、夜に目が覚め、ネットでベビーメタルのメキシコの反応を調べたり。
朝方になり、ようやく眠たくなり、寝て起きたら12時過ぎていて焦る。
といっても特に予定があるわけではない。
無料の朝食を食べそこねただけ。
とりあえず、昨日の興奮を再現する為にというのはウソで、忘れ物を取りに昨夜のライブ会場へ。
実は購入したTシャツをメガネケースをクロークに預けたのだが、ものすごい行列に圧倒され、預入のタグも見つからなかったので、荷物を返してもらわずに帰ってしまったのだ。
ホテルの部屋で財布をみたら、米ドル紙幣の間にちゃんとタグは入っていて、改めてダメ元で取りに行ってみるというイベント。
地下鉄で途中一回乗り換えてライブ会場へ。
メキシコの地下鉄はどこまで行っても均一。
日本円で40円ほどと安い。
行き先案内が少なく、路線図もあまりなく、更に今がどの駅なのか表記も少ないため、少し悩まされるがなんとかなんとか目的地にたどり着くことはできる。
車内はほぼ百%現地人。
観光客と思われる人、特にアジア人を見かけることはほとんどない。
街なかでも、行っている場所のせいか、アジア人はほぼ見かけない。
ライブ会場は残念ながらシャッターガラガラ閉店。
人影もない。
とりあえず近くの屋台でタコスとクランベリージュースで昼食。
なんか人がいっぱい歩いて行く方向にぶらぶらと歩いてみたら、大きなマーケットだった。
そこを30分ほどぶらぶら散策。
もう一度、ライブハウスに戻ってみるが、やはり人影なし。
荷物なんか預けるんじゃなかった。
というか、Tシャツなんか、終わってから買えば良かったよ。
地下鉄で移動。
乗車した駅のひとつ手前のソカロで降りて、なんとなく足の向くまま、なんとなくホテルの方向に向かっていると巨大なマーケットに辿り着いた。
ここって、もしかして、地球の歩き方で奥に行くと治安が悪いって書いてあったエリアかも。
物凄い人混みでスリ警報は自分の中でかなり前から発生しているけど。
とりあえず地下鉄の駅があったので、そこの地図などを見て、現在地をなんとなく把握。
あっ、もしかしてとスマホのグーグルマップを見てみたら、データ通信してないのに稼働して、ほぼ特定。
これって、今夜行くつもりだったプロレス会場の近くかも。
とりあえず、引き返す形で歩き出す。
途中、預けた荷物に一緒に入れてしまったメガネケースを屋台で購入。
20ペソ。
160円ぐらいか。
中を見たらジャパニーズと書いてあり苦笑い。
プロレス会場に辿り着いたが試合をやりそうな雰囲気は全くない。
地球の歩き方によるとメキシコシティにはプロレスの常設会場が2つあり、ひとつは日曜日に開催のアリナコリセオ、ひとつは火曜日と金曜日に開催のアリナメヒコ。
チケットマスターで開催を調べた時は間違いなくどこかの会場で興行があるとなっていて、てっきりアリナコリセオかと思っていたが、違う方なのか。
とりあえず、ホテルに歩いて戻り、パソコンで調べたら、やはりアリナメヒコだった。
もしかして、メガネ屋の兄ちゃんが、アリナコリセオ行きたいと言った時に笑って何かを言っていたので、それはつぶれたという意味だったのかもしれない。
ちなみに、2007年にメキシコシティに来た時はどちらの会場でも一回ずつ見ている。
5時開始が、既に4時40分。
歩くと35分ぐらいの距離らしい。地下鉄では乗り継ぎが悪く、かなりかかる。
ということで、流しのタクシーを拾って、向かってもらう。
市内は一方通行が多いらしく、もしかしてタクシーが走っていけない道があるのか、結構遠回りする。
まぁ、値段はメーターではなく、事前に決めたので関係ないが。
試合会場に到着。
いきなり、ダフ屋が近づいてきて、最前列のチケットを見せてきた。
250ペソ。
公式な値段は125だから、倍額ということか。
250ペソでも、2000円。
試合開始の5時が過ぎていたこともあり、時間節約の為にも彼からチケット購入。
こういうチケットって、本当に使えるのか? 本当に最前列なのかという不安もあるにはあるが、2007年にもこうやって購入して最前列だった。
うん、大丈夫、本当に最前列。それもセンター。
メキシコのプロレス(ルチャリブレ)は、観客を沸かせる、楽しませることが一番の目的。
言葉はわからなくても、なにが行われているのかがわかるのがプロレス。
試合を見ているだけで楽しい。
時々、最前列の前の柵を乗り越えて、レスラーたちが飛んでくるが、ちゃんと計算して、人がいないところに飛んでくる。
レスラーそれぞれのキャラが外国人の私が見ても、わかるようになっている。
必殺技がキスのオカマレスラー。
悩殺ポーズを何度もするセクシーボーイレスラー。
脇が臭いらしく、相手に脇の汗を顔面につけ失神させる不潔レスラー。
などなど。
登場シーンもおもしろい。
2007年に来た時は撮影はダメだった気がするが、今回はみんながしていたので私も。
多分、世の中的にスマホの普及で禁止できなくなったってことなのかな。
あっという間で、7時に終わってしまったが、十分楽しめた。
その証拠に帰り道の屋台で、Tシャツ2枚と覆面を買ったほどだ。
覆面は緑色を選択したので、緑とプロレスが大好きなももクロ師匠のプレゼントにしよう。
多分、ベビーメタルのライブに行っていることで、 不満爆発寸前のはずだ。
それにしても、お客さんの入りはいまいち。
全体の4分の1も埋まってなかったんではないだろうか。
もう一つの会場は本当につぶれてしまったのかもしれない。
地下鉄でホテルの近くまで戻り、行列ができていた、ホテルの斜め前のカフェでビールと夕食。
お勧め1番にしてみたが、どうなんだろうか。
途中のコンビニで買ったスィーツを部屋で食べてみた。
甘すぎて、プリンは知っているプリンの中で一番固い。
日本のなめらかプリンを食べさせてあげたい。