CHICAGO公演【BABYMETAL WORLD TOUR2016観戦記】
シカゴのホテルは2泊。
ツインをシェアすることになった。
考えたら、ツイッターのアカウント名は知っているし、会話は相当積み重ねてはいるが、名前は知らない人たちと部屋をシェアしている。
なにかあったらどうしたらいいんだろうか?
朝6時に目が覚めた。
着替えてすぐに会場に向かった。
バルコニー席しかないので、そんなにがんばる意味はないのだが、なんかどんなことになっているのか観に行ってみたいのである。
このシカゴは私にとって東海岸ツアー最後のライブ。
行くまでは途中で飽きるんじゃないが、途中でケガするか、病気になるんじゃないか?
なんて心配をしていたが、結局、あっさり最終日だ。
数えてみたら、BABYMETALのライブは2015年が25回、今年2016年が9回目。
トータル34回目となる。
飽きないどころか、毎回テンションがあがっていっているのが自分自身わかる。
34回って。
考えたら34回もデートを重ねたら、当然結婚を意識する、いやせざるを得ないレベルの回数だろう。
6時過ぎに会場に行くと徹夜組がたむろしていた。
会場には追い出されたというのに本当に徹夜したんだと驚いた。
なんだかこのうだうだしている感じが楽しくて、結局、夕方まで会場付近でみんなと喋ったり、食事に抜けたりして過ごした。
今回の待機ですごかったのは、次々と差し入れを持ってきてくれること。
日本人、外国人関係ない。
ベーグルやコーヒーやお菓子などなど。
食べるもの、飲むものに困ることはない。
もらうばかりで悪い気もするので、今度は私もなにか用意しよう。
このシカゴのHOUSE OF BLUESでのBABYMETALのライブは昨年の5月以来2回目だ。
私も含め、昨年来た人も多数。
会場のキャパが狭いこともあってか、発売と同時にみんなチケットをホームページから買いに行ったというのにピットが買えず、仕方なしにバルコニーを買ったという人たちが多かった。
そういう私も同じでバルコニーしか買えず、バルコニーを購入した。
このバルコニーの事情が昨年行った人たちなどの話を総合しても見えてこなかった。
このように豪華なバルコニーが2階、3階とあり、横側は一室を1000ドルで買うというものらしい。
ということは正面に行けばいいのだろう。
私達は朝から待っているわけで、当然、正面のバルコニーの柵前には行けると誰もが信じていた。
Stubhubでピットのチケットを買おうか最後まで迷っていた私だったが、結局、バルコニー正面から見えればいいかと妥協していた。
7時に入場となり、場内に入り、バルコニーを目指す。
正面のバルコニーの最前のところに椅子が置いてあり、その後ろにロープがある。
そこに入ってみると、RESERVEという紙が貼ってあった。
近くにいた係員に聞くと、そこは予約席だからダメだとのこと。
えええっ?! だ。
少し下がってみると、ステージの半分が見えない。
ではと3階にあがってみると、3階はすべてRESERVEだという。
なんだ、なんだよ。
戸惑う日本人バルコニー軍団。
しかし、ここまで来てる日本人には達人多数。
中には外国との交渉ごとを仕事にしている人もいて、1000ドルのバルコニーをみんなで買おうという話が一気にまとまり、私もその中に加えてもらった。
先ほどのバルコニーの写真でいう2階の2つめ、逆の下手側をみんなで購入。
最初は7人ぐらいだったが、他にも見えないというオマイツメンバー、10人が集まった。
伝統あるライブハウスではあるが、いかんせん死角が多すぎる。
バルコニーは傾斜が少ないため2列目以降はステージはかなり見えにくい。
ピットはいいが、その後ろのPAの後ろは本当に見えない。
正解はPA前のピットに入るか、このバルコニーを買うかだ。
正解組に入れてもらって助かった。
そして東海岸ツアー最後に一室で顔なじみの頭のオマイツメンバーで見ることができたのも幸せな経験だ。
座席をキープするという必要もないので、バルコニーの中で飲んだり食べたり、開演までゆっくりできるし、物販だって余裕で買いにいけるのも良い。
またあるとしたら、あらかじめバルコニーをみんなで買おうという話にまで盛り上がった。
この日のセトリ。
http://bmparadise.blog.jp/archives/59896854.html
【セットリスト】
01. BABYMETAL DEATH
02. いいね!
03. あわだまフィーバー
04. GJ!
05. Amore – 蒼星 –
06. Catch me if you can
07. META!メタ太郎
08. イジメ、ダメ、ゼッタイ
09. KARATE
10. メギツネ
11. ギミチョコ!!
12. THE ONE
《ENCORE》
13. Road of Resistance
さてさて、落ち着いて写真撮影もできたので、傑作がかなり撮れた。
デトロイトと同じセトリで、ギミチョコでの煽りもあった。
今回は2回目ということもあり、ギブミー、ギブミーのコールアンドレスポンスもうまくいっていたし、上から見ていてジャンプをキレイに観客が飛んでいた。
そして何よりそれから曲にあわせて、会場中がぴょんぴょんしている姿が楽しかった。
さてさて、落ち着いて写真撮影もできたので、傑作がかなり撮れた。
角度はあるので、顔は来てないがご覧あれ。
GJ!の時にYUIMETALがこけるというハプニングがあった。
東海岸ツアー単独公演6つめラストということで疲れているのかと思う人もいたが、画像をよくみると、このライブハウスの床がかなり年季が入っていて凸凹しているのがわかる。
どうやらこの段差に引っかかったようである。
逆に言えば、よくその一回だけで済んだものだという気がするほどだ。
KARATEで床に寝転ぶところがあるが、その時、髪の毛でもはさんでやしないか心配になるほどガタガタだ。
私にとって東海岸ツアーラストのライブ。
バルコニーでの鑑賞も幸せだが、やはり最後はモッシュッピットで迎えたい。
と思っていたところ、オマイツの中でもナンバーワンのドSさんが、モッシュッピットに行こうと言い出した。
誘われたらすぐにほいほいとついていく尻軽男の私は一緒に階段を降りて、モッシュッピットに突入!と行きいたところだったが、モッシュッピットは割増の料金もあることもあって、入り口のところにしっかりと係員がいて、腕にまかれたバンドを確認している。
ここは無理だなぁと、バーの奥にまわってみたが、そこにも係員がいる。
ここは海外だ、もしかしてチップを払えば入れてくれるかもとお金を用意することを考えたが、逆に怒りを買うかもしれない。
再度、元の入り口に廻ってみたが、やはりチェックが厳しい。
そうこうしているとTHE ONEが終わり、アンコールの時間。
残すはRORだ。
これまたフィラデルフィアと同じで、バーから遠目にRORを見ることになるのだろうか。
と思っていたところ、RORがはじまった途端、入り口の係員がはずれ、入って良いとういことになった。
プロ野球の観戦でも最後はどこに行ってもいいみたいになる、あれだ。
ここぞとばかりに突撃。
WoDでぶつかりあったあと、前を見ると、ドSさんがすでに人の上。
おいおい、いくらなんでも早すぎだろう。
そう思っていたら日章旗を持ったアニキまで人の上。
仕方なしに続く私。
3人の平均年齢51歳。
いいのかこれで?
いいんでしょうこれで。
そう納得、大満足のシカゴライブ。
最高だった。
ちなみに写真を確認したら、BABYMETAL death!の最初からSU-METALに確認されていた。
わかってる、わかってる。
たまたま視線が来ただけ。
でも東海岸ツアーの最終の間の私達の会話のほとんどが昨日はすぅちゃんと目があった、今日はもあちゃんにガン見された、全然ゆいちゃんが見てくれないが明日は見てくれるかなぁということばかり。
みんな、イカれてる。
そういうことじゃないでしょ。
BABYMETALはこれから歴史をつくるんだから、それを目撃に来てるはずなのに、結局、そこかよ!
はい、人のこと言えません。
この夜、なかなかの事件が私達の仲間にあったのだが、それはお会いした時にでも。
長々とおつきあいありがとうございました。
See You!