BABYMETALウェンブリー・アリーナライブ観戦記3~開演後11曲め以降
11曲めはSU-METALの新ソロ曲「Amore – 蒼星 -」。
メインステージの2階部分中央にSU-METALがたつと、後のスクリーンに羽が映しだされ、さもSU-METALの背中から羽がはえ、羽ばたいているように見える演出。
SU-METALのソロ曲に関してはもう黙って聞くのが一番だ。
続いて12曲めは「メギツネ」。
ソイヤソイヤソレソレ!といつものように盛り上がる。
確かこの曲でステージに大きな炎がいくつもがあがっていた気がする。
出島からまっすぐ見ると遠近がわからず、BABYMETALのメンバーのカラダや頭に火が燃え移っているようにも見え、気が気じゃない。
13曲めは「KARATE」。
昨年12月の横浜アリーナ初日で初披露された曲。
最初のSU-METALのボーカルが演歌みたいで、なんじゃこれ?!とまたもや思った曲なのだが、このなんじゃこれ?!という違和感が恋のはじまり、中毒のはじまりのようで、ニューアルバム発売前からアイチューンズでダウンロードして聞きまくっている。
そのおかしなダンスなんだろうも同じで今ではかっこ良く見えて仕方ない。
KARATE終わりで「イジメ、ダメ、ゼッタイ」が次の曲だということを知らせる紙芝居がはじまった。
私の横にいた同い年の方、そのまた横にいたいつもトマトのかぶりものをした通称トマトくんらは、最前のポジションを捨ててウォールオブデスに参加すべく、モッシュの中に消えていった。
私は・・・どうしようか?
まだきっと早いと判断。
そう、落ち着いた位置で観なきゃいけないあの曲がまだあるはずだ。
15曲めにギミチョコが来た。
会場のボルテージがあがる。
もうここら辺では写真を取ることを忘れていたし、記憶もあまり残ってない。
16曲目に来たのは「THE ONE -English ver-」。
横浜アリーナにようなゴンドラに乗って空中浮遊してくれるかと期待もしたが、天井を観てもそんな装置はなさそう。
ということでステージから、横浜アリーナの時と同じ衣装で登場。
間奏で花道をSU-METALを先頭に出島へ。
そうそう、これこれ、出島の前のポジションから動かなくて良かった。
3人が出島に揃う。
この曲は動きが少ないのでシャッターチャンス。
写真をあらためて見るとスモークたいているんだね。
オープニングと同じく天井から細いライトが落ちてきた。
そういえば出島って円形でまわりそうだったんだけど、いまだにまわってない。
ここがチャンスだよと思ったら、案の定回りだした。
スクリーンには日本のライブビューイング会場の様子が映しだされ、会場内には参加者の国々の国旗があげられ、まさにTHE ONE。
こんな場面に立ち会えたことに幸せを感じざるを得ない。
これでエンディングかなぁという雰囲気でもあったが、絶対に外せない曲がある。
紙芝居がはじまり、WALL of DEATH!の文字。
これはさすがに最後の曲だ。
てことで、最前のポジションを抜けて、WALL of DEATHのためにできた大きなサークルの渦に走る。
よく見かける日本人の方の顔、外国人の方たちの顔を見つけ、同じ時間を共有していることに嬉しくなる。
ワン、ツー、スリー!の掛け声とともに、中心部に走りこむ。
そしてその後は大きなサークルを走る、走る。
この時はステージに夢中で気がついてなかったが、あの座っての鑑賞を決め込んでいたスタンディングの外国人たちも最後は全員立ち上がって拍手を送っていたそうだ。
会場のいたるところにあがる国々の国旗。
よく知らない国の旗もある。
聞いただげても、ヨーロッパ圏内はもちろん、メキシコやチリなどから来た人もいるそうだ。
凄いなぁ、日本の女の子たちだよ。
一人は愛知県出身だ。
最後のスピーチは会場のどよめきがおさまるのを待ってから。
よく聞き取れなかったが、日本に帰ってもみんなの近くいるよみたいなことを言ったらしい。
終演後は会場を出るのがもったいなくて、顔見知りを見つけては握手をかわし、記念写真を撮影。
メディアも私達が記念撮影しているところに便乗して撮影。
そうこうしていると会場のスタッフから出て行けと会場から追い出されてしまった。
ああ、次はいつだったけか。
終わったばかりだというのに次のライブが楽しみで仕方ない。