【エンタメ鑑賞記】BABYMETALワールドツアーメキシコティ15/05/09開演まで
まずは、BABYMETAL2015年ワールドツアーの第一弾はメキシコシティ。
いきなりです。
メキシコシティは距離的にも、治安的にも、旅費的にも一番難易度が高め。
それが第一弾とは。
当初、メキシコシティは辞めて、カナダ、アメリカだけにしようかと思っていましたが、いやいや折角行くならば、メキシコも行くでしょう、と参戦を決定。
名古屋からは、名古屋-東京が約1時間、東京-バンクーバーで約8時間、バンクーバーのトランジットが5時間、バンクーバー-メキシコシティが約5時間という移動でようやく到着です。
さて、今回のチケットはVIP。
日本国内では散々ライブに参戦してきた店長ですが、海外ははじめて。
チケットの買い方がまずはよくわかりません。
アメリカ、カナダはチケットマスターという大手が運営するサイトで買え、わかりやすかったのですが、メキシコシティは別。
これで本当に買えたのかなぁと思える内容。
届いたメールを印刷して持っていきましたが、本当にこれで入場できるか一抹の不安。
チケットの種類の中に、VIPというのがあり、こちらは高い代わりに、最優先で入場できたり、グッズを先に買えるという権利があったり。
折角行くのだからとメキシコシティではVIPを選択。
しかし、ルールがよくわかりません。
Please arrive at the venue’s main door with your tickets in hand at least 1 hour before the VIP Early Entry door time of 5:30 PM. All VIP patrons will begin lining up at the main door at 4:30 PM. Please have your tickets ready to be scanned in, and a valid photo ID matching the name of the package purchaser.
とりあえず、こんなメールが来てましたので、4時半に、会場であるCirco Voladorへ。
最寄りの地下鉄駅はわかりましたが、降りてからがよくわかりません。
が、悩むことは何もなし。
目の前が会場で、既に沢山の人が並んでいます。
写真はライブの翌日に取ったものなので、人がいませんが、当日はこの前に沢山の人と屋台が沢山出ていました。
まず会場について驚かされたのは、会場前の広場を大きく陣取るテント、屋台。
タコスなどの食事を提供する店もありますが、ほとんどがニセモノ、コピー品を売る店。
これらが堂々とあるところが、遠くに来たぁという感じがしました。
はい、全部ニセモノです。
買いはしませんでしたが、Tシャツ1枚約800円ぐらいで販売。
Tシャツ以外にはマグカップやステッカーなど色々と売られていました。
BABYMETALがほとんどですが、中には以前ライブやった時の売れ残りなのか、需要があるから置いてあるのか、他のアーティストのグッズも販売。
誰のがあるのかなぁと見てみると、ビッグバン、CNBLUEなどの韓流アーティスト。
日本ではなぜかアンティーク珈琲店、分島花音。
分島花音?
申し訳ありませんが、知りませんでした。
調べてみると、昨年にメキシコシティで単独ライブをやっているそうです。
さて、ところで私はどこの列に並べばいいのでしょうか?
スタッフ何人かに拙い英語で問い合わせ、どうやら、奥の列が私の持っているVIPのチケットの列だとわかりました。
VIPっていうからには数十人程度なのかなぁと思っていましたが、なんのなんの、既に200人ぐらいの人が並んでいます。
とりあえず、最後方に並びます。
日本人の姿もチラホラとありますが、97%は現地の方という雰囲気。
お話した日本人の方は、メキシコシティで働いている方とか。
やはり、日本からわざわざ来た物好きは早々いないようです。
今回、当初は二人で行く予定でしたが、最終的に一人。
列にならぶの退屈だなぁと思っていたものの、前後のメキシコの方たちとコミュニケーションを取るようになり、ちょっと楽しくなってきました。
前に並んでいたおばちゃんのカバンはなぜか「やきとり」の文字。
お願いして写真を撮影。
熱心な現地のファンの方が、BABYMETALのメンバーの顔写真が入った紙幣を配布してくれたりします。
これって何?と前のメキシコ人に質問したところ、「オネダリダイサクセン! マネマネマネ」と教えてくれました。
ああ。
「おねだり大作戦」という曲の時に、これを振って、投げて盛り上がるわけね。
こんなの用意してくれる人がいるんだと感動。
いやぁ、テンションあがってきます。
だんだんと落ち着いてまわりを見渡して行くと、少し前の人の腕のTATTOOは日本語。
ええっ、「モーニング娘」と書いてありそうですね。
凄い!
消えるタイプのシールでしょうか?
にしては、わざわざモーニング娘って入れてくるかな?
よくわかりません。
しっかりとコスプレしている人もいて、こちらも気分が盛り上がってきます。
6時になり、列が動きはじめ、会場内の物販に案内されました。
売られていたのは公式のTシャツの2種類と缶バッヂ。
日本円にして2400円ぐらいと安めです。
物販をすませ、トイレをすませていると、もう入場しても良いとのこと。
なんかルールがよくわかりません。
会場に行くと、VIPは、ステージ前のフロアで、一般席との堺には胸ぐらいの高さの塀があります。
写真は終わってから撮影したフロアの様子です。
今回まわる、北米の三箇所の中では最大規模というだけあって、かなり広め。
私が入場した時は、右側から入ったため、右側から中央ぐらいまではかなり厚めに人がすでに陣取っていましたが、左側のお立ち台前ならば、2列目に立てました。
でもな。
まだ6時半。
ライブ開始まで1時間半もあります。
ここで1時間半待つのか。
そもそも、スタンディングでライブを観るのは、今年の2月のももクロの月刊TAKAHASHIのZepp名古屋の時だけ。
それにここは海外、モッシュの波の中に巻き込まれたら、50歳の東洋人のカラダはどうなってしまうのか。
そんなことを考えながら、周囲を見渡してみると、VIPと一般席の堺の塀の前に、列で並んでいた時に少し話をしたメキシコのホテルの日本料理の料理長をしているという方が段差に座っています。
5メートルぐらい下がることになりますが、あそこならば段差があって、全体が見渡せる。
はじまるまでは段差に座っていられる。
ということで、下がって、横に座って待たせて頂くことにしました。
後ろに下がったとはいえ、ステージまでこの距離感です。
会場は開演時間に迫るにつれ、盛り上がっていきます。
誰彼となく、オーレ、オーレ、オレ、ベビー、メタル!と合唱。
私の気持ちも盛り上がってきます。
8時、いつもの紙芝居でライブスタート!
長くなりましたので、ライブの感想は次の機会に!