BABYMETAL武道館ライブには防振双眼鏡をおすすめします!

防振双眼鏡をご存知でしょうか?
私も今年の夏に購入。
いろいろな現場に持っていき、その凄さに何度も驚いています。
双眼鏡なんてどれも一緒だし、防振って高いでしょ?と思われる方も多いはず。
私もそう思っていました。
しかし、実際に所有してみたところ、むしろ安いと思えました。
後方席が最全席の視界になる!からです。
最前の人は最前の視界しかありません。
防振双眼鏡を持ってる後方席の人は最前と後方の視界で見ることができるのです。
まぁ、これはちょっと大げさかもしれません。
鞘師里保主演の黑世界の防振双眼鏡を8人ぐらいの方にお貸しして、試して頂きました。
その感想で一番多かったのは「これいくらですか?」でした。
皆、その威力にはかなり満足して、購入を検討しだしたというわけです。
確かに他の双眼鏡に比べてかなり高いですが、それだけの価値はありました。
普通の双眼鏡でも十分では?という疑問にお答えしていきます。
もくじ
防振は何が凄いのか?
これ、使用してみないとわかりにくいと思いますが、双眼鏡というのは倍率を高めてレンズ越しに物を見ているわけです。
双眼鏡は手で持っていますので、当然揺れます。
倍率10倍ならば10倍揺れます。
なので見ていて気持ち悪くなったり、集中できなくて見ていられないということになります。
防振双眼鏡はそれがビタッと止まるわけです。
防振の電源を入れた途端、まるでテレビの映像を見ているかのような滑らかさになります。
おすすめの防振双眼鏡
こちらは私が購入したものです。
ヨドバシカメラの店頭でいろいろ触って、購入しました。
倍率は高い方が良さそうに思えますが、実際使用してみるとそうでもありません。
実は同じKENKOの14倍もレンタルして試してみました。
比較してみたところ、池袋サンシャイン劇場の2階席ぐらいですと、近くなりすぎるのです。
視界として演者の頭から足先までが入り、手を動かした先も見えるぐらいがベストと私は思っているのですが、14倍ですと下半身が入らないなどして逆に見たいものが見えないという状態になってしまったのでほとんど10倍で見ていました。
ドームの後方席などからは効果的かもしれません。
武道館の広さならば10倍でいいかと思います。
もちろん、好みの問題で、表情だけを特に見たいというのであれば、倍率が高い方がいいですね。
先程のKENKOの防振双眼鏡が515グラムだったのに対して、こちらの防振双眼鏡は422グラムと2割程度軽くなっています。
軽くなる分、長時間見ていても疲れないということになります。
デザインもオシャレなので女性向けですね。
こちらは防振双眼鏡の最上位機種と言えるもの。
どうせならば最高級でのぞんでやろうじゃないかとヨドバシカメラで見せてもらったのですが、18倍は演劇の箱では不要。
更に1キロ以上と重たいので長時間持ち続けるのは無理です。
ヨドバシカメラの店員さんによるとそこそこ売れてる。買っていくのは韓流の追っかけのおばさまということでした。
なんかわかる気がしますね。
武道館の2階席後方、天空席はかなりの距離があるので、活躍するかもしれません。
倍率をあげるよりも、明るさや視野を広くした方がいいとは思います。
防振双眼鏡の使い方
こちらのサイトに非常にわかりやすくまとめてありましたのでご参考に。
https://www.rentio.jp/matome/2019/10/vc-smart-how-to-use/
やることはたいしてありません。
KENKOだけでなく、他のメーカーのものでもそんなにかわらないはずです。
①電池を入れる(普通入ってる)
②自分の目の幅にあわせる。
③アイポイントを伸ばす。
そのままだと目やまつげがレンズにあたってしまう。
メガネをかけている人は伸ばさず使う。
④メインのリングでピントを調整する
⑤左右の視力の差を調整するため、右側のリングでピントをあわせる。
⑥スイッチON!
カメラと違って難しい設定はありません。
スイッチをONにしてから10分たつと自動でオフになりますので、電源オフを忘れても電池を消耗し続けるということはありません。
オフになったら、スイッチをオフにしてからまたONにすればスイッチははいります。
スイッチが入ってるかどうかは見たらわかりますが、後ろに小さな緑色のランプが点灯するのでそれでもわかります。
防振双眼鏡の弱点
荷物になる
まずはそれなりの重量もありますし、それなりにかさばるため、荷物になります。
高額である
買うとなると最低でも5万円ぐらいからになってしまいます。
防振双眼鏡はレンタルサービスもありますので、まずは使い勝手を試す意味でもレンタルしてみるのもいいと思います。
メルカリなどの売買に慣れている方ならばメルカリで中古を買って、使用したい期間が過ぎたらまた売るというのもいい気もします。
しかし、多分、年に10回以上、ライブや演劇に行ってる方ならばすぐに元は取れるはずです。
ピットでは使えない
防振だけでなく、双眼鏡全般ですが、シート席の時に使用できますが、スタンディンライブのピットなどで使ったら危ないので、使用できませんね。
たまに使用している人も見かけますが、特に防振双眼鏡はその中の映像に集中してしまうでしょうから、横から突撃されたりした時に受け身がとれず危ないです。
見えないものは見えない
当たり前ですが、見えてないものを見ることはできません。
前のシートに大きな人がいて視野を妨げたりしていたら、防振双眼鏡を使ったところでステージは見えません。
限られた視界の外は見えない
防振双眼鏡あるあるですが、視界の中があまりにくっきりと見えるためその視界の中、例えば、演者の表情などに集中しすぎるため、ステージの横でハプニングが起きても気がつかなったということが何度かありました。
まぁ、それは肉眼でも起こることですが、より起きることは覚悟しておかなきゃいけないですね。
電池がなくなると重たい双眼鏡になる
電動自転車と同じで電源が入ってこそ生きる双眼鏡です。
電池切れを起こすとただの重たい双眼鏡になってしまいます。
そんなに簡単に電池はなくなるわけではありませんが、最初に入っているのは寿命が短いやつなので、意外と早くなくなりました。
KENKOは特に量販店でしか売ってない電池です。
そんなに高くないので予備を持っておくことをおすすめします。
まとめのめ
BABYMETAL武道館の全員がシート席なので、防振双眼鏡はかなり生きると思います。
武道館は座席は角度があるはずですし、ソーシャルディスタンスということで左右、前後の座席は空席のはず。
そうなると前方の視界は広がっていて、防振双眼鏡大活躍です。
倍率をあげすぎると、BABYMETALのダンスに視野が入り切らないということにもなりますので、倍率は10倍程度で十分だと思います。