日本からシアトルへ【BABYMETAL WORLD TOUR2016観戦記】
2015年のメキシコライブに参戦してしまってから、BABYMETALが止まりません。
特に顔見知りが出来て、話が盛り上がるようになってからは加速。
2016年の海外スケジュールが発表された時はさすがに今年行くのは無理と思ったものの、
結果、4ヶ月連続の海外遠征となったのが今回の北米西海岸ツアーだ。
ファンの方の中にもいろいろあって、BABYMETALというエンターテイメント界の歴史的な現象の目撃者となり、それを語り伝えたいという人が海外まで行っている人には多い気がする。
私といえばそういった壮大な考えはなく、ただ楽しいから行っているだけ。
飽きるまで行こうとはじめから思っていたのだが、これがなかなか飽きないから困ったものだ。
2016年7月11日月曜日。
セントレア発デトロイト行きの飛行機は16時35分の出発。
午前中は前日の大量出張買取で引き取ってきた荷物の査定作業。
なんとか荷物をまとめて今回も家を出ることができた。
名古屋から海外に行こうとすると選択肢は限られている。
ひとつは成田などに移動すること、あとは数少ないセントレア発の直行便に乗ることだ。
トヨタ自動車のお膝元だからか、北米には唯一デトロイト行きのデルタ航空があり、色々と調べた結果、それが一番安くて効率も良いということで選択。
アメリカの航空会社の気質なのか、キャビンアテンダントさんが、お菓子は投げてくるは、
コーヒーはこぼれそうなぐらい注いでくれるは、
そもそもキャビンアテンダントさんの横幅が広く、
通路側にいる私の肩に毎回ぶつかってくるので、
アメリカ行くんだなぁという気がして良かった。
デトロイトで2時間弱のトランジット。
目的地シアトルに到着したのは夜8時。
疲れていたこともあり、タクシーでホテルに移動した。
今回の北米西海岸ツアーは5月の東海岸、
6月のヨーロッパに比べて短め。
3回の単独ライブ、1回のフェス出演、
1回の授賞式でのパフォーマンスというスケジュールだ。
それでも旅行としては10日間。
10日間が短めで楽だぁと思っていることがどうかしている。
今回の宿泊は合計で7泊。
そのうちの6泊をツインルームで誰かとシェアする。
人生を振り返ってみて、
家族以外とツインの部屋に泊まったなんて経験はほとんどない。
BABYMETALで海外に行くようになり、特に今年から一気に増えた。
ツインの部屋に泊まるなんてことはお互いかなりのストレスがかかることで、
大親友でもない限りできないのではと思う。
それがこの数ヶ月でなんど宿泊することになるのだろうか。
そして、今回もまた、不愉快な思いをさせることはあったかもしれないが、
私が不愉快な気持ちになったことは微塵もなかった。
これが私の過去の人生や、性格から考えて不思議なんだよな。
こんな年齢になってこんな青春時代みたいなことしていていいのかと思えるのだが、
これがたまらなく楽しい。
BABYMETALのライブの観賞が旅行の目的だが、この周辺も目的のウチ。
さて、早速のその目的のウチの事件が起きた。
どこか近くで晩飯を食べようとホテルを出たところ、
車が停車、「エーブックさん」と声をかけられた。
運転席を見ると、シアトル在住のBABYMETALファンの方で、
4月のウェンブリーの時の飛行場に向かう列車が一緒になり、お話をさせてもらった方だ。
他のファンの方を一日シアトル観光にお連れし、
疲れた様子なのでホテルに送っていくところで、
送ったあと、ご飯を食べに行きませんか?とお誘い頂いた。
どこの店に行こうかと悩んでいたところだったので、もちろん喜んで!
とても自分たちでは行くことがなかっただろう
シアトルの中華街の火鍋の店に案内して頂き、男3人で肉をたらふく食べた。
山盛りの皿の肉を見た時は絶対食べきれないと思ったが、
結果、3皿食べた。
まだ行けそうな雰囲気だったが、翌日からのライブを考えて自重。
早速、楽しかった。