シアトルライブ【BABYMETAL WORLD TOUR2016観戦記】
2016年7月12日
いやぁ、そんなに張り切ってないですよ。
適当な時間に会場に行けばいいですよ。
俺も同じですよ、お昼過ぎでも、夕方でもあわせますよ。
確か前夜に会った時はお互いそんなことを言っていたはず。
それがなぜか、まぁ、とりあえず5時に目覚ましかけて、会場の様子、見に行きますかということになり、どちらもすぐ
に目覚めて着替えて、15分ぐらいにはホテルから出て、速攻Uber呼んで、5時半には会場に到着。
番号もらって、こんなに早く来たのにこんなに後ろの番号かよぉ!と嘆いて、笑った。
確か30何番だったかな。
すでに日本人のオマイツさんたちも番号をもらっている。
なんだかなぁ、段々と早くなっているのは気のせいだろうか。
会場前の手すりに既にBABYMETALの旗がくくりつけてあったので、その横に日本から預かってきた名古屋の
マーク丸八の旗を掲示。
すると外国人のファンたちも、鞄から自国の旗を縛りだした。
丸八は違和感しかないが、預かりものだから仕方ない。
で、こうなると様子を見に来たということではなく、ガッツリと並びモード。
もう完全ダメ人間。
会場であるSHOW BOXのすぐ横はマリナーズの本拠地がある。
前回シアトルに来た時はこの球場にイチローを見に来た。
その時のイチローは5打数5安打だったと記憶している。
列に並びながら、時々、買い物に出かけて、アイスクリームをいっぱい買ってきてみんなに食べてもらったり、スターバックスの本社らしきところに見学行ったり、一号店を見に行ったりしていたら、あっという間に夕方。
シアトルは夜8時開場、9時開演予定。
7時からVIPのチケット交換がはじまり、予定通り8時に入場開始。
並ぶ順も重要だが、入場の時にいくつか列ができ、どうしても早い列と遅い列ができる。
それによって順番が大きく変わるのでその見極めがかなり重要だ。
荷物チェックに戸惑う列を抜けて、列ができてないところで抜けたら、まだ下手のお立ち台前があいていて、入れてしまった。
2列目を覚悟していたので、かなりラッキーである。
シアトルの会場はもしかして2016年のBABYMETALのワールドツアーの単独ライブの中で一番小さいかもしれない。
会場の狭いところの特徴でステージが低い。
ステージの高さが低い方がより演者が目線に近くなるわけで最前列などにいると嬉しい。
しかし、逆に後方では見えなかったり、セキュリティが前に来られると途端に見えなくなるということもある。
このライブがはじまるまでのワクワクがたまらない。
東海岸、ヨーロッパと同じセトリで来るんだろうか、いやもしかして新曲やるかもなんていうどうでもいいと言えばどうでもいいことをたまたま横になった人と延々と話をする。
定刻の9時になってもはじまる様子はない。
どうやら、荷物チェックを念入りにやっているようで、入場ができず、遅れているらしい。
結局、ライブがはじまったのは9時40分。
会場の中に入ってから1時間40分も過ぎている。
シアトルでのセトリ
01. BABYMETAL DEATH
02. ギミチョコ!!
03. あわだまフィーバー
04. Catch me if you can
05. Amore – 蒼星 –
06. META!メタ太郎
07. Sis. Anger
08. メギツネ
09. KARATE
10. Road of Resistance
11. THE ONE
《ENCORE》
12. イジメ、ダメ、ゼッタイ
http://bmparadise.blog.jp/archives/63346125.html
やはりdeath!はじまりだ。
4月の新木場ではdeathをやめたこともあるが、結局、death!ではじめるのがシックリ来るということになったのだろうか。
最前列で写真撮影をしている人たちをセキュリティが注意をはじめた。
会場ではコンデジは持込可能というように読めるようになっていたが、とにかくダメという態度。
よくわからない。
前の方はダメという意味なのか、結局、後方では沢山の人が写真撮影をしている。
だから良いというわけではないが、ちょっとガッカリ。
まぁ、いいや、今夜は写真撮影はなしでライブに集中しようと思ったのだが、BABYMETAL DEATH!でBABYMETALが登場すると、海外ではほとんど感じたことがない圧縮がはじまり、はるか後方にいたはずの男が最前の私と右横の日本人の人の間に無理やり入り込もうと腕、肩を入れてきた。
いや、そんなスペースないからと、腕を跳ね上げるのだが、また強引に入れてくる。
後ろからの圧でも、その人が本当に前で見たくてつい突っ込んできてしまったということであれば不愉快ではない。
バランスが崩れて、手が前に出てしまうことだってある。
しかし、彼の場合、目的がただ最前に行くこと、剥がすことのように思えて不愉快だった。
そしてこういう時はポケットの中も警戒した方がいい。
後ろに入れていたスマホを前ポケットに入れなおす。
周りから見ても彼の態度はおかしかったらしく、他の観客からもセキュリティに対して、注意するようにというお願いがあったが、結局、注意はされたもののずっとその場所で私達の間に強引に手、腕を入れてきたままだった。
セトリはヨーロッパの時の流れで、最後がRORではなく、先にRORをやるパターンのようだ。
ここで、ルームメイトに肩を叩かれ、後ろに行こうと誘われた。
多分、そんな記憶がある。
少し悩んだ末、この位置よりも後ろの方が楽しめるかと近くにいた日本人の仲間に最前のスペースを代わって後ろに下がった。
BABYMETALだけでなく、他のライブの時でもそうだが、前にはなかなか行かせてくれないが、後ろに下がるのは比較的簡単だ。
後ろに行ったら写真も撮れた。
RORがはじまった途端、ルームメイトが人の上の人になっていてあきれた。
もう少しワチャワチャを楽しむのかと思ったら早すぎだろう。
私はTHE ONEからのアンコール、イジメもモッシュッピットの中で見たのだが、彼はバーに行き、ビール飲んでたよとのこと。
なんだよ、その極楽プラン。
そこまで誘って欲しかった(笑)
しかし、モッシュッピットで汗をかいたら、先ほどまでの不愉快さはすべて消えて、やっぱりBABYMETALって最高、シアトルまで来て良かったなぁと思えていた。
ライブ終了後に近くで盛り上がっていた人との記念撮影。
自撮りもっとうまくなろ(笑)
終演後は、シアトル在住の方が案内をしてくれて、総勢10名ほどで中華街の北京ダックが食べられる店に行った。
この日の忘れられない出来事はふたつ。
会場のまわりを散歩していると偶然、藤岡さんが煙草を吸っていた。
あっと思う前に、向こうから笑顔で手を振ってくれた。
いつも最前にいるし、ダウンロードパリでは瞬間だけどお話をさせてもらったので、いつもの奴と思ってくれたのかもしれない。
邪魔をしてはいけないと「楽しみにしてます」とだけ声をかけて立ち去った。
これがひとつ。
もうひとつはモッシュピットの中でパーコモッシュっていうんだろうか、手をグルングルンまわしている奴の手か肘が右目にあたった。
その時は当たったなというだけだったが、翌日からかなり腫れて、会う人、会う人にどうしたんですか?と訊かれた。
もし、偶然、BABYMETALの3人にあったらどうするつもりなんだと後になって腹が立ってきた。
しかし、どうもこのパンチはラッキーパンチだったようで、このあと、つきまくることになったのだがそれはまた次の機会に。
とりあえず結論。
やっぱBABYMETALライブ楽しいわ。