LAからCHICAGOへ移動【BABYMETAL WORLD TOUR2016観戦記】
2016年7月16日
この日は移動のみ。
ロサンゼルスからシカゴへ。
さて、まずは前夜のBABYMETALライブの後の話から。
アメリカ在住の方の提案で、BABYMETALが2年前にライブの打ち上げをやったというドライブインにみんなで行くことになった。
10人ぐらいかと思ったら、最後は30人ぐらいになっただろうか。
会場から車で20分ぐらいかかるハリウッドの近くだというのに、みんな、こういうことになると行動が早い。
ロサンゼルスまでという人も多いため、全体の打ち上げという意味もあって盛り上がった。
いつもの如く、ワイワイと今日のライブについて語り、それぞれが撮影した写真や動画を見せ合い、笑い、喜び、雄叫びをあげる。
それぞれライブを楽しんだ位置によって、見ていた情報が異なるので、それを語り合うことでライブはより鮮明に立体的になる。
なんだか私も青山さんのスティックを取ったという喜びもあって、BABYMETALが座って写真が写っていた位置でみんなを写真を撮影してあげる大サービス。
営業活動忙しいね、と声をかけられたが、BABYMETALのグッズの買取なんか来たことがない。
いや、知り合いから頼まれたけれど、自分が持っているという理由で断ったことはある。
正直、知り合いから買うと面倒なので買わないようにしているのだ。
Uberで部屋に戻ったのは1時ぐらいだっだろうか。
4泊も一緒にホテルをシェアしてくれた年下だけど、気分的に頼りになるアニキともここでお別れ。
他人と一緒の部屋に泊まるなんて、絶対にいくつか不愉快なことあったでしょうと帰ってから友人に訊かれた。
不思議とBABYMETALでのこういったつきあい、特に海外で会う人たちにイヤな思いをしたことがない。
海外まで来てしまうぐらいなので、どこか突き抜けているのだろう。
逆はどうだろうかと悩むことはある。
私は英語はできないは、情報には疎いは、コミュニケーション能力も低いは、まとめ役とかもできないは、いるだけで場を盛り上げるような存在でもない。
せめて何かお役に立てるところがないと、フィフティ・フィフティの関係になれないからと、一生懸命写真を撮影してあげているところもある。
あとは日本にいる時はできるだけ頑張ることぐらいかな。
本当、海外に行くと助けてもらってばかりなのだ。
実は今回のホテルもシェアしてもらったものは、すべて相手の人が予約している。
ホテルを調べて予約するだけでも大変だし、もしキャンセルになったりした場合、責任がかかるのは予約した人なわけで、リスクがあるのだ。
そしてシカゴでは、ルームシェアをしてくれた人がレンタカーも現地で借りてくれ、それに同乗して、翌日の会場にも行くことになっているから、もう尽くしますという感じなのだ。
同じ飛行機にすれば良かったのだが、値段の差があまりにあったので、シカゴでルームシェアする人よりも2時間ほど早い飛行機で私はシカゴに向かった。
シカゴの空港は中でつながっていて、搭乗口に移動が簡単にできる。
ということで、その方の搭乗口に向かい、そうそう、昨日のライブがどれぐらい撮影できていたかとコンデジをカバンから出してみようとしたところ、コンデジがないことに気がついた。
ええっ?! どこだ?
飛行機の中で見ようと思って、それですぐ眠たくなって寝てしまった。
そうだ、シートのまわりか、前のポケットに落としたに違いない。
うわぁ、やってしまったぁ。
どうする俺?
iPhoneで検索して、飛行機の中で荷物を忘れた場合ということについて調べる。
降りた搭乗口に行くのが一番と書いてある。
飛行機を降りて1時間が経過。
大きな飛行場の中を移動、多分、搭乗口まで20分ぐらいかかる。
なんて英語で聞けばいいんだろうか?
グーグル翻訳でなんとかなるか。
そんなことを考えながら、搭乗口に戻る。
窓口の人に聞くと、電話で誰かに聞いてくれ、向こうのゲートにいる女性に聞けとのこと。
ああ、そうやってたらい回しにして、ないって言うパターンでしょ、と思ったら、女性が引き出しから私のカメラを出してくれた。
ああ、これだ!
正直、海外のことだし、あきらめかけていた。
サンフランシスコはパソコンにバックアップを取っていたけれど、ロサンゼルスはパソコンの容量が足らず、バックアップが取れなかったことが痛いなぁなんて考えていた。
しかし、出てきた。
ついてる。
やはりついてる。
スティックをゲットしたのは伊達じゃない。
そんなこんなで無事、今夜からの相方にも会え、レンタカーも借り、ホテルに行き、夕寝。
それから仲間を空港に迎えに行き、さて、夜どうしましょうかとなった。
時刻は夜9時。
自分としては軽く食べて解散でいいんだけどなぁと思いつつ、ホテルにはレストランらしいレストランもなく、空港からホテルの間にもそれらしき店はなかった。
ここってシカゴですよね、HOUSE OF BLUES 行ってナンバーリングしちゃうってのどうですか?
と、冗談を言ってみた。
HOUSE OF BLUESはシカゴの街なかにあるライブハウスで、2016年5月、2015年5月の2年連続でライブをしたことがあるところで、この時いたメンバーのほとんどがどちらも参戦していた。
来年もあるでしょう、きっと。
今日のうちに行って、もう並んでますって言ったらうけますよ。
ホテルの小さなバーで食事しちゃいましょうか。
近くのハンバーガー屋でもいいじゃないですか?
という声にはまったく動いてくれそうもなかった人たちがそれいいね、と動き出した。
結局、みんな、BABYMETALをからめないと動けない、動きたくない人たちなんだということを実感した。
てことで、本当に車でHOUSE OF BLUESに行った。
車で30分はあったと思うが、みんな、テンションは高めだった。
平均年令40代後半ぐらい5人。
おかしな人たちだ。
移動日だから、観光しようなんてことは一切なし。
それはそれで美しい。
ホテルに戻って寝たのは1時頃だっただろうか。
ああ、また明日はBABYMETALのライブがあるなぁと思いつつ寝た。
うん、きっと私も廃人だ。
ていうか、一番有名なBABYMETALファンの人にエーブックさんが一番の廃人と言われたこともある。
根拠がよくわからないが、あの方の言うことだから、きっと深い意味があって、更にグルっと一周まわって、いい意味だろう。
きっとそうに違いない。