フィラデルフィア公演 【BABYMETAL WORLD TOUR2016観戦記】
朝、地下鉄で空港に移動。
11時のフライトでフィラデルフィアへ。
フィラデルフィアには12時34分到着。
ホテルは空港に隣接のマリオット。
このホテルは私が予約したツインだが、ふたりが合流、更に一人増えて、合計4人で宿泊することになった。
ベッドはふたつしかないが、ふたりは床で寝た。
青春だ。
フィラデルフィアのホテルから、タクシーで会場近くのマーケットへ。
まずはフィラデルフィアの名物、チーズステーキを食べる。
マーケットから、徒歩で会場へ。
アメリカは街によってまったく雰囲気が違う。
フィラデルフィアのこのエリアは一言でいえば廃墟タウン。
夜、危ないよという話だったが、言われなくてもカラダがそう感じている。
会場の建物はとにかくボロい。
会場からリハーサルの様子の音が聞こえてくるのを音漏れといい、ファンはそれを楽しみに待ってたりもするのだが、フィラデルフィアは音漏れのレベルではなく、普通にスピーカーで流しているレベル。
なにしろ建物がかなり古いのだ。
イタリアのボローニャもひどかったが、それに匹敵する。
また街の真ん中とは思えず、会場の敷地には大きな駐車場。
車で来るのが大前提らしい。
夕方には待っている客向けにアイスクリーム屋が登場。
こういったひとつひとつが楽しい。
相変わらずここでもひたすら待って、入場。
入場時に少しトラブルがあったため、入場が遅れてしまい、ピットに入るのをあきらめ、バルコニーへ。
バルコニーはバルコニーで見晴らしがよく、ここで見ることに決定。
フィラデルフィアの会場は外観はボロイが内装はキレイ。
構造上仕方ないのか、かなり不思議な作りだ。
入り口からそのまま会場がつながっている感じで、縦長。
入って右側と2階がバースペースになっており、ID(日本人だったらパスポート)を見せて、成人だということを証明すると、腕に印が押され、入場可能となる。
バルコニーは下手側にはなく、上手と正面のみ。
縦長の会場のため、正面はかなり遠い。
貴重なのはステージ真横上からも見えることだろうか。
私は少し角度があるバルコニーに日本人の仲間と一緒に陣取る。
飲み物もオーダーを取りに来てくれるので快適だ。
縦長の会場に次々と人が入ってくる様子がバルコニーだとよく見える。
出入り口は後方の一箇所。
これは危ないんじゃないかというほど人が入る。
この画像の手前、柵の内側がバースペースだ。
http://bmparadise.blog.jp/archives/59633509.html
【セットリスト】
モッシュピットの中にいると周りの熱狂はわかるのだが、客観的に見ることはできない。
この位置では客のノリがわかるというメリットはある。
ただ、蚊帳の外感が半端ない。
結局、イジメからどうしよもなくなり、バルコニーの席を捨てて、モッシュピットに突撃。
しかし、フィラデルフィアの壁は厚かった。
階段をおりて、真正面から突撃しようと思ったものの、壁の隙間が抜けられない。
その場、その場のポジションで楽しむ人が多く、動いてもないので、その隙間を抜けようとするとかなり顰蹙なため、正面攻撃を断念。
下手から回り込もうと思ったが壁と人の隙間がなく断念。
2階から下手にある階段にまわろうと思ったが、2階の密度が高すぎ断念。
最後はバーの中を抜けようと潜り込み、バーの最前まではいけたものの、大きな柵が乗り越えられず、結局、後半はここで見ていることになってしまった。
実をいうと、BABYMETALのライブは、2015年の新春キツネ祭が第一回で、このフィラデルフィアがちょうど30回目。
それがなんと、大反省の前に回り込めずに終わるという不完全燃焼ぶり。
これだったらバルコニーに居続けるか、ちゃんと最初からモッシュピットに入っておくべきだった。
最後の曲、RORはモッシュピットの盛り上がりを遠目で見ながら、寂しい。
終演後は近くのレストランでまたチーズステーキを食べて、タクシーでホテルへ。
ホテルは3人の予定だったが、宿なしくんも増えて、合計4人で宿泊。
なんかやっていることは学生みたいだが、楽し過ぎる。