USAツアー2018年雑感 チケット・飛行機・観光・ホテル・物販など

記憶がまだあるうちに、USAツアーの感想を書き残しておきます。

BABYMETALのライブについては他で書きましたので、その他の旅部分がメインです。

よろしければお付き合いください。

 

はじまりは

BABYMETALの2018年USAツアーは混乱からはじまった。

2月8日頃、ネットがざわついた。

CHARLOTTEのFILL MOREという会場のスケジュールの5月17日にBABYMETALの名前が掲載されている。

更にLIVE NATIONではチケット発売のカウントダウンまではじまっていたのだ。

公式から発表はない。

ROCK ON THE RANGEの出演は昨年の12月の時点で発表があったので、その前後に単独ライブがあることは予想されたこと。

しかし、広島Legend-S以降、公式はメンバーの姿を出したがらないし、不穏な雲行き。

結局、LIVE NATIONのカウントダウンが0になっても発売にチケットが発売になることはなかった。

 

続いてオランダのユトレヒトの単独ライブのチケットが発売になっているということがあった。

こちらは3時間ぐらいは買えたがすぐに買えなくなった。

 

沈黙するBABYMETAL公式。

ツアーが決まっているのならばさっさと発表してくれ。

こちらにはこちらの都合もある。

この頃、私の周りの熱心なファンの中には、USAツアーもヨーロッパツアーも決まってはいたが、YUIMETALの不調により調整、もしくは中止ということが話し合われているのではないかということが頻繁に話し合われていた。

決まっているROCK ON THE RANGEやDOWNROAD UKですら出演キャンセルもありうるかもと懸念。

しかし、そんな中、2月26日にBABYMETAL公式からUSAツアー、ヨーロッパツアーの発表があった。

例年に比べてかなり遅めの発表であるが、これはYUIMETALの復帰の目処がたったことと喜びたいところだが、ツアースケジュールが書かれたアーティスト写真に3人の姿がなくクラッシュロゴのみという点に不安が残る。

しかし、こうなったらチケットを買うまでである。

二日後ぐらいにヨーロッパ、USAの単独公演のチケットが順次発売となった。

チケット

ROCK ON THE RANGEのチケットは前々から購入していたこともあり、USAは後半、ヨーロッパは単独のみ行こうと予定、チケットを購入した。

BABYMETALの海外ライブのチケットを買うのは簡単ではない。

日本語での案内はないし、会場ごとにサイトが違い、仕様が違う。

時にアドレスに日本の住所を入れるとはねられたり、クレジットカードは日本発行のものだとはねられたりすることもある。

そんなことを仲間と相談、試行錯誤しながら購入。

自分ではどうしようもならなくて、代理で購入したり、逆に購入したものもある。

 

USAツアーはDallas、Houston、Charlotte、NashvilleそしてROCK ON THE RANGEの単独4公演、フェス1公演のつもりでチケットも購入、準備をしていた。

しかし、4月1日FOX DAYのお告げなどあまりにもよくわからないことがある。

これは5月8日USAツアーのカンザス・シティでどんなことが起きるのかどうしても自分の目で見てみたい。

そう思うと、居ても立ってもいられず、カンザス・シティ、Austinのチケットを外国人メイトから譲ってもらえることになったこともあって、結局、すべて行くことになってしまったのだった。

これは、いつものこと。

当初は全公演の内から数公演行ければいいやと動きはじめるのだが、BABYMETALファンの友人からここはホテルをシェアして欲しいとか、チケット余ってるよなんて話があるとほいほいと動き、更に自分自身も気になって仕方なく、結果、すべて行くなんてことになったことが何度かある。

 

チケット発売になった頃は仕事も少なく、金銭的にも厳しかったのだが、不思議なことに良い商材がいくつか回ってきたこともあって、なんとか行けそうな目処もたってきていた。

 

移動

BABYMETALの海外ライブに行く時の手順としては、まずチケットを手配。

その後に細かい移動手段を決めて、チケットを購入。

最後に大陸移動のチケットを購入している。

 

今回のUSAツアーは7単独ライブに1フェス。

日本からUSAの大陸間の移動は溜まっていたJALのマイレージを利用。

セントレアから成田経由でDallasに行き、そこからは自身で購入したチケットでカンザス・シティに飛ぶ。

帰りはコロンバスからシカゴは自分で購入したチケットで移動。

シカゴから成田経由のセントレアはマイレージの特典航空券で移動した。

 

USA国内の移動は以下の通り

カンザス・シティ→Austin サウスウエスト航空

Austin→Dallas バス

Dallas→Houston USA在住のメイトさんの車

Houston→Atlanta デルタ航空

Atlanta→Charlotte バス

Charlotte→Nashville アメリカン航空

Nashville→Columbus サウスウエスト航空

結果、日本からの移動もあわせると、5社10本の飛行機に乗り、2つのバス、地元の方の車にも乗せてもらったということになる。

 

HOTEL

ホテルは7ヶ所で、ひとりだったことは一夜もなく、3人のメイトさんとシェアをして頂いた。

海外のホテルは日本と違って、デフォルトがツイン。

ひとりで泊まっても、ふたりで泊まっても値段はかわらないことがほとんどなので、シェアすることが多い。

シェアをすると空港からホテルの移動もシェアすることになるので便利だ。

ホテルとは別に一泊はDallas在住のメイトさんのご自宅も図々しく泊めて頂き、いい経験をさせて頂いた。

 

ツインのホテルに家族以外の誰かと泊まるなんてことは人生においてそんなにあることではない。

BABYMETALのおかげで貴重な経験をさせてもらっている。

 

食事

食事はだいたい仲をよくさせてもらっている方々と行くことになる。

ひとりで食べたというのは大陸間の移動の時ぐらいだろうか。

アメリカ国内ではたいてい誰かと一緒だった。

私は食事にこだわりないので、誰かについていくことになる。

皆さん、海外版の食べログみたいなのを見て、星が多いとか、レビューの評判がよいとか、まだ営業しているといったことを調べてくれる。

地元のメイトさんが勧めてくれることもある。

折角なので地元の名物を食べたいとは思うものの、なかなかそういったものがなく、結局、メキシカン料理になることが何度かあった。

そして毎度、ガッカリするというのにラーメンを食べに行き、今回もカンザス・シティのライブの後に食べに行って、ガッカリだった。

とりあえず日本人の口にはあわない。

一番よろしくない理由はスープがぬるいことだ。

スープがぬるいから麺もほぐれておらず、なんだこれは、インスタントラーメンちゃんとつくった方が美味しいじゃんと言いながら食べるのが恒例となっている。

テキサスはバーベキュー料理が名物ということで食べたが、これは美味しかった。

 

観光

BABYMETALを追いかけている時は観光はほとんどしない。

スイスに行ってアルプスを見ることなく、一日中、会場の壁を見ていたということもあった。

それでも時間がある時や、仲間のメイトさんに連れられて、今回はいくつか行くことができた。

Houstonにあるジョンソン宇宙センターにも行けたし、大リーグも見た。

 

Atlantaではコカ・コーラ博物館にも行けた。

 

物販

1アイテムに2点までという購入制限があり、思った以上に徹底されていた。

物販で人気が高かったのはやはりUSA限定Tシャツで、毎度、終演後は売切れだったり、開演前に売切れということも。

そんなこともあってか、ROCK ON THE RANGEでは販売すらなかった。

おもしろかったのはTHE DARK SIDE TEE。

最初デザインを見た瞬間、これは買わなくていいなと思った。

文字を見ても、どこにもBABYMETALと書いてない。

普段使いができていいという意見もあったが、普段使いできるなら、別にBABYMETALのTシャツである必要もない。

が、DARK SIDEのBABYMETALを見るとこれが欲しくなるから困ったもの。

バックドロップ、ROAD OF RESISTANCEで登場してくる時に持っているフラッグ。

見ているうちに欲しくて仕方なくなる。

同じことを思った人も多かったのか、後半はかなり売れ行きがよく、小さなサイズは売切れも出てきていた。

今回の物販はVIPに関してはほとんど事前物販のようなものがあった。

VIPは名前のチェックがあり、VIPのお土産を受け取ったあと、会場の敷地内の別の場所に移動させられ、改めて待機となることが多かったのだが、その待機中に購入することが可能なことが多かった。

しかし、残念なことにHouston、Atlantaの2会場をのぞいて、ロッカーやクロークはなし。

買った荷物はピットに持ち込まなければいけない上、いつ列が動き出すかわからないという状況で安心して買えるという状況ではない。

終演後も購入は可能だが、売切れが続出な上に長蛇の列。

特にUS限定は終演後どころか、開演前に売切れてたり、最初からMなどの小さめのサイズがなかったということもあった。

日本から頼まれているということで皆さん、物販に走っていましたが、本当、大変そうだった。

買ったものの、カバンに入り切らず、大きなビニールバックを別に持ち歩くことになったりしていた人もいた。

私なんかは途中で送ったりしたのだが、一回の送料が1万円ぐらいかかったり、手間もかかる。

今までにはないが付着というリスクもある。

日本の物販も長時間並ばなければいけない、限定1枚といった大変さがあるが、海外は海外で大変なのだ。

運営

今回から運営が変わったのだろうか。

現場の仕切りは5STAFFというところがいつも仕事していたようだ。

これがかなりしっかりしていた。

なにより素晴らしかったのは開演時間がすべて同じだったこと。

20:00-20:30 Skyharbor

21:15-22:15 BABYMETAL

開演時間が遅れたのは最後のNashvilleだけで、雷雨のトラブルがあったためで仕方なし。

それもSkyharborが30分遅れ、BABYMETALは15分のみの遅れで、海外では1時間とか遅れるのも当たり前というのが完全に覆った。

これを思うと最近、日本のBABYMETALはよく遅れる。

また5STAFFが用意したと思われる誰でも飲んでもよい水が待機列に用意されていたり、気さくに私達にSTAFFが話しかけてきたりと好感が持てた。