今BABYMETALに何が起きているのか?“10月のライブの案内が一ヶ月延期”
本日、日本時間19時過ぎにメール及びTHE ONEサイト内にて「BABYMETAL WORLD TOUR 2018 in JAPAN」のTHE ONE会員チケット最速先行は2018年8月中旬になるという案内がありました。
ご存知の通り、5月8日に「BABYMETAL WORLD TOUR 2018 in JAPAN」の開催が発表になった日から7月中旬と案内していたのが、ここにきて8月中旬に延期したというわけです。
本日は7月23日。
7月中旬を過ぎてからのこの案内に戸惑うばかりです。
一体全体、運営に何が起きているのか?
正直に思うことを書いてみます。
まず、案内の延期はかなり異常ということ。
5月8日に告知してから二ヶ月以上。
準備期間としては十分。
チケット発売の案内なのですから、決めることなどそんなにないはずです。
あるとしたら価格ぐらいでしょうか。
広島LEGEND-Sの例はありますが、過去の例から算出すればそんなに悩むようなことではないはずです。
キャパもだいたいで決めておいて、今後あるだろう一般発売などで調整できるのではないでしょうか。
では延期となった理由はなにか?
やはりYUIMETALの不在に関することと考えざるを得ません。
今回の延期の説明の中には以下の文言があります。
受付スケジュールや席種・チケット価格、公演に関する詳細につきましても、受付に合わせてご案内いたしますので、今しばらくお待ちください。
その他の理由、例えばチケットのシステムなどのことで申し込みがまだ出来ないというのであれば受付スケジュール、席種、公演に関する詳細を発表、申し込み開始が8月中旬になると説明すればいいだけです。
また株主総会でも質疑があり、注目が集まっているBABYMETALの10月のライブについて、運営は万全を期すはず。
そしてYUIMETALが出演が決まっており、3人のBABYMETALができるのであれば、延期する必要などまったくないわけです。
THE ONEの先行発売とともにYUIMETALが出演するか否か。
否の場合、その理由を説明しなければならないからというのが今回の延期の理由と思わざるを得ません。
株主総会での質疑でも複数の株主の方からYUIMETALは元気なのか?なぜ説明をしないのか?といった質問がアミューズ社長に投げかけられました。
社長もYUIMETALは回復していて、10月のライブを期待していてくださいという返答までしていますので、今更、DARK SIDEといったお告げで有耶無耶にすることもできないでしょう。
回答5「アメリカ・欧州のツアー、従来とは異なった形で開催している。打つ手としてこれでいいのかは、色々模索している。10月に日本公演を控えている。BABYMETALが危機という認識はない。まだまだ成長していかなくてはならない。是非10月の日本公演はご期待ください」 #アミューズ株主総会 #BABYMETAL
— コクブカメラ|⊿|🦑🐙 (@kokubucamera) 2018年6月24日
そうなると考えられるのは以下の3つかと思います。
① YUIMETALが出演できないことについてどのように世間に伝えるか決まっていない。
② YUIMETALの出演できないことは決まっているがファンに説明するのはもっと遅い方がいいという判断。
③ YUIMETALが出演できるようになるのをギリギリまで待っている。
①②はYUIMETALが10月のライブにも出演しないことが決まっていて、その対処方法。
③は出演はしない方向だが期待している状態です。
①は文言だけでなくマイナス情報を少しでも打ち消し、やわらげるようなプラスの情報を準備するということも含みます
例えば、5月8日のWORLD TOURがはじまる前にDistortionのPVを公開したり、Instagramのストーリーを利用してお告げしたことなど、カンザスシティの当日に日本ツアーを発表したようなことです。
その準備に時間が必要ということは有り得るかもしれません。
②は可能性は薄いかもしれませんが、ギリギリまで健闘してきた、YUIMETALを説得してきたというところを見せるという効果はあるので、延期しているということです。
③が可能性としては一番高いでしょうか。
YUIMETALが休んでいる理由がはっきりわかりませんが、体調のことならば回復を待っているのか、契約のことならば説得をしているのかもしれません。
もちろんSU-METAL、YUIMETAL、MOAMETAL3人のBABYMETALが好きな私個人としてはYUIMETALが復帰する可能性がある③で、結果、復帰することを願っています。
しかし、③が不調だった場合、もしかして中止ということも起こりうるかと覚悟はしているところです。
10月のコンサートは「BABYMETAL WORLD TOUR 2018 in JAPAN」と銘打っています。
WORLD TOUR 2018はこれまでDARK SIDE、4人のBABYMETALでUSA8回、EUROPA6回のライブを開催してきました。
普通に考えたらそのTOURの延長なわけですので、DARK SIDE、4人のBABYMETALでもいい気がします。
しかし、FOX DAYに「METALRESISTANCE EP7/LIGHT AND DARKNESS」とお告げを出しています。
これはDARKNESSもあるが、LIGHTもあるという意味だと私は解釈しました。
EP(EPISODE)7が終わろうとしている10月のライブはLIGHTにすると運営は思っていた気がしています。
でもその予定を遂行するのに問題が出てきたということでしょうか。
DARK SIDEをやればいいのではないかという意見もあるでしょうが、はっきりとYUIMETALが不在と告げずにカンザスシティからのライブを実施したことで、ファンから反発を受けたり、株主総会の質疑は少なからず運営はこたえていることでしょう。
さすがに10月にYUIMETALが出演できない場合は説明が必要と感じていての今回の延期かと思っています。
DARK SIDEのBABYMETALのライブをすべて現地で見ました。
素晴らしいです。
見てない方には是非見ていただきたいし、感動して頂ける内容です。
そういう意味では10月のLIVEのどれか、幕張、神戸で2日ずつですので、各初日はDARK SIDEでもいいのかもしれません。
しかし、私や一緒に見た人たちの感想を総合するとDARK SIDEはあくまでも3人のBABYMETALがありきのもの。
YUIMETALが復活するまでのつなぎとして、よくもここまでのクォリティのものを作り上げたなという意味での素晴らしいです。
3人のBABYMETALを超えるものではないというのが率直な感想です。
順風満帆に世界征服を成し遂げようとしていたBABYMETALは今思いもよらない大ピンチが訪れています。
藤岡幹大さんの急逝も少なからず影響していることでしょう。
しかし、しかし、ここを乗り切ることで今の何倍も大きなグループに成長できるはず。
8月中旬の案内が届くのが怖い気持ちもありますが、希望を捨てずに待ちたい。
幕張メッセで、YUIMETALと一緒にTHE ONEが歌えるのを信じています。