ユトレヒトからUKへ移動 DOWNLOAD下見【BABYMETAL WORLD TOUR2018観戦記】

6月7日。

海外ツアーでいつも顔をあわす「オマイツ」と呼ばれる仲間は仲がよく、いつも団体行動をしていると思われてそうだが、基本は個人旅行で、たまたま条件やメリットがあった時のみ一緒に行動をしている。

たまたま予定があった4人で朝食を食べ、改めて三々五々。

私は郵便局を探して、荷物を出しに行く。

駅の近くにあるようだったので行ってみたが見つけられず、改めて町中の郵便局を訪ねてみる。

しかし到着してみると郵便局ではなくプリントオフィス。

日本で言うキンコーズみたいなものだ。

店内では梱包用品なども販売されていたので、これはもしかしてと店員に尋ねてみると、ここから日本に荷物が遅れるとのこと。

代行業務をやっているということか。

梱包して手続きして郵便局を往復して一時間あまり。

結局、観光の時間はなくなり、そのままアムステルダム空港に向かうことにした。

 

 

今回の移動でインスブルック-アムステルダムに続いて悩んだのが、ユトレヒトからダウンロードに向かう区間。

というのも、BABYMETALのツアーでは珍しく間に二日間ある。

アムステルダム観光していくのもいいだろうし、ロンドンに早く行き、観光することも可能だ。

アムステルダムにもロンドンにも行ったことあるので、私はダウンロードに早く行くことにして、アムステルダム空港からダウンロードフェスが開催のドニントンパークすぐ横の空港、ウェスト・ミッドランズに直接向かう便を選択。

夕方には到着、空港すぐ横のホテルに夕方にはチェックイン。

なんか凄く疲れていて、早めに寝始めて、結局そのまま朝まで寝てしまっていた。

 

6月8日。

お昼前にロンドンから来た今夜のホテルをシェアする人と合流。

彼はロンドン在住の友人の車でやってきて、一緒にお昼ご飯を食べることになった。

イギリスの田舎の素敵なレストランで、イギリスってなんでもまずいという印象が変わるお店だった。

その後、彼女たちの車で会場に送ってもらい、二年ぶり二回目のダウンロードフェスに入場。

午前中は雨が降っていたが午後からは雨はやみ、曇り空。

フェス会場というのはライブを楽しまなくても、その空間にいることがもう楽しい。

海外のフェスでは移動遊園地があり、観覧車などが設置。

更にサーカスなんかもあって、音楽好きでなくても一日楽しめる。

いつも日本と違うなぁと思う光景はとにかく下に座ること。

レジャーシートなんか敷かない。

ダイレクトだ。

多少濡れていてもこれが気持ちいい。

ただ、日本人としてちょっと受け入れられないのが、ゴミを地面に捨てまくること。

ゴミ箱あるんだからゴミ箱に捨てたらいいのにな。

 

ダウンロードフェスの他にはない特徴は入口から全体が見渡せること。

入口は少し丘になっていて、メインステージ、セカンドステージ、その他のステージまで見える。

二年前は開場と同時に走ったからよく覚えている。

見えているが物凄く遠いのだ。

メインステージとセカンドステージも入口の丘から見るとまるで横に並んでいるかのようだが、歩いてみるとかなり遠い。

でも歩いてみる。

まずは物販に行ってみる。

フェスのアーティストの物販というと出演日のみの販売。

しかし、ダウンロードでは翌日に出演のガンズ・アンド・ローゼズのグッズが多数、メインで販売していて驚いた。

数からするとフェスのTシャツ、グッズよりも多いぐらいだ。

本日限定というのもあったのでついつい衝動買い。

あれれ、BABYMETALのTシャツも飾ってある。

飾ってあるだけで売ってはないと思い込んでいたが、聞いてみたところ売っているとのこと。

その上、最初に見た時はヨーロッパ限定とガーデンの2種類あったのが、既にヨーロッパ限定は売り切れと言われて驚いた。

本当かよと周りを見渡したら、かなりの割合でBABYMETALのTシャツを注文している人がいた。

 

沢山購入するとダウンロードの特製の紙袋に入れてくれる。

こちらがメインステージ。

ヘッドライナー近くになると炎がバンバンあがる。

残念ながら画像は炎があがったあとの煙だけ。

こちらが翌日、BABYMETALがトリ前に出演するセカンドステージ。

セカンドステージとはいえ、かなり大きい。

ちょうど見ていた時にボーカルが観客席に飛び込んできた。

いやいや、これは明日のBABYMETALが楽しみだ。

ダウンロードフェスティバルのいいところは食事の店にまったくといっていいほど行列がないこと。

日本のフェスは特に何か食べ物を買おうとすると長い行列に並ばなければいけなくなる。

十分すぎる数があるということだろうか。

自覚はないが、BABYMETAL仲間に言わせると私はとにかく落ち着きがない。

いつもあちこち動いているとのこと。

そう言われたらそうかもしれない。

結局、この日はなにか面白いものないかなとずっと歩いていて、道に迷って、キャンプサイトまで行ってしまった。

まったく興味なくて申し訳ないのだが、きっとF1好きならばこの場所に眠れるだけで幸福なことなのだろう。

歩き疲れて8時過ぎにホテルに向かう。

ホテルはドニントンパークに隣接する空港の逆側。

送ってもらった時にドニントンパークから空港がすぐ近くだからこれは歩いていけるぞ!と思っていたものの空港なめてた。

空港にたどり着いたところでグーグルマップを見たら、ここから徒歩35分と表示。

仕方なしに路線バスに乗ってホテル着。

疲れ果てて熟睡。

今夜のルームメイトは私から遅れること2時間後ぐらいに戻ってきたのだが、ほとんど会話もできず、寝っぱなしだった。