BABYMETAL日本ツアーDARKSIDEの見どころまとめ
10月の日本ツアーについてネガティブな話ばかりでめげてきてしまいますね。
昨年までは熱心に追いかけていた人の中にも申し込まなかった、THE ONEにも今年は入ってないなんて話も聞きます。
気持ちはわかります。
SU-METAL、YUIMETAL、MOAMETALの3人のBABYMETALが好きだった人~まぁ、ほとんどでしょうが~にとっては『YUIMETALの出演は未定』では行く気が失せますよね。
確かに私も同じです。
今回はDARK SIDEの勇者たち「THE CHOSEN SEVEN」による日本公演と明記されています。
DARK SIDEのBABYMETALが好きでない方も多いようで、こちらも不人気の理由になっているようです。
どうしても今まで大好きだったBABYMETALと比較して考えてしまうのでDARK SIDEが好きになれない、受け入れられないことでしょう。
今年、DARKSIDEのBABYMETALを全公演観賞した私も最初のカンザスシティではそうでした。
終わった。
とりあえず受け止めきれない。
ゆいちゃんの代わりに二人のダンサー。それもBABYMETALらしくないお姉さん😅
お立ち台もなく、ダンスフォーメーションも大きく変更。
衣装も何もかもかわった。
このBABYMETAL、前のBABYMETALくらい好きになれるかな…😅— ぶっく BOOK(エーブック)A new legend starts here (@a_book_a) 2018年5月9日
この不安が、あっさり次のライブで吹き飛びます。
思い返してみたら、今まで観たライブの中で一番カッコいいなぁと思えたのはBABYMETALのDARK SIDEかもしれません。
確かにkawaii要素は減ったかもしれませんが、それを補うcoolさがたまりません。
ということで、ネガティブな話ばかりになりがちなので、10月の日本ツアーに向けて、私なりのDARK SIDEの見どころをご紹介します。
もくじ
in the name ofの杖が自分に向いた瞬間にトップギアに入る
10月のライブもin the name ofはじまりでしょう。
ご存知の通り、マスクをしているSU-METALの歌唱はありません。
ダンスというほどのダンスはなし。
持っている杖で床を叩いたり、ぐるぐる回しているだけです。
しかし、お腹をえぐるような低音太鼓の音とともにSU-METAL、MOAMETALの杖の先が自分に向けられた瞬間、心は急加速。
一気にトップギアに入ります。
BABYMETAL DEATH!もテンションあがり具合がたまりませんでしたが、in the name ofの方が加速が大きい。
BABYMETAL WORLDへの導きは一瞬にして完了です。
DistortionはSU-METALの腕の動きに見惚れて堕ちる
WORLD TOURでは必ず2曲めに入っていた新曲Distortion。
この曲ではSU-METALが前、MOAMETALが後ろの位置。
SU-METALもMOAMETALもほとんどその位置から動くはありません。
Distortionってカンザスシティ前に解禁されたPVを観たり、配信を聞いた時、あれ?!これって未完成の曲と思いました。
BABYMETALの曲だったら、もう一捻り、二捻り、もう一展開、二展開あってもいい気がしたからです。
正直言えば単調という印象。
しかし、ライブで観るとこのループが癖になるんですよね。
そして、SU-METALの長い腕、長い脚が大きく動く。
時にゆっくり、時に早く。
ろうそくの炎の揺らめきや、糸に吊るされた5円玉を見ているうちに催眠術にかかる。
なんか、SU-METALのDistortionのダンスを見ていると催眠術にかけられてる気がしてきます。
そして、SU-METALの後ろで踊るMOAMETALは時にシンクロしたり、時にズレたりして、これまた催眠効果バツグン。
ElevatorGirlで楽しさMAX
3曲めのElevatorGirlはMOAMETALが最初前に出てきて思いっきり踊ってくれます。
DARK SIDEでは二段ステージ。二段ステージの後方には照明がたてられ激しく点滅します。
4月1日FOX DAYのお告げであったLIGHT AND DARKNESSという言葉。
話としては今までのBABYMETALはLIGHT SIDEで、今回のはDARK SIDEだよという内容でしたが、ステージを見ていると今回の演出のことを言っているのかなと思ったりしました。
LIGHT AND DARKNESS(光と陰)。
画像のようにMOAMETALのシルエットが浮き上がってくる瞬間が多々あります。
ほんの一瞬ですが、ウォッと唸り声をあげたくなりますよ。
そしてin the name of、Distortionで封印していたBABYMETALならではのコミカルな動き、可愛らしさが随所に見せてくれるのがElevatorGirlです。
表情豊かなMOAMETALを楽しんでいると今度はMOAMETALが入れ替わったり、まわったり。
Elevator GirlでははじめてSU-METALとMOAMETALが交差するところがあり、そこではいつものようなステージを楽しんでいる二人の姿が垣間見れ、観客も楽しくなってきますね。
TatooではFREE-SUを堪能
SU-METALの新曲Tattooはある程度のダンスは決まっているものの、動きなどはSU-METALに任されている様子。
見どころの第1ポイントは登場と同時にJUMPするか。
JUMPしたとしたら、ノッている証拠です。
そしてステージの上手、下手の端まで歩いて歌唱。
DARK SIDEはセンター中心にライブが行なわれるため、今でのように左右のお立ち台の前も熱々ポイントというわけにはいきません。
数少ない上手、下手がわきあがる瞬間のひとつがこのTattooのSU-METALの自由演舞です。
GJ!はMOAMETALのダンススキルに酔いしれる
広島LEGEND-S 洗礼の儀でも満喫された方が多いと思いますが、MOAMETALのダンスは更にレベルアップされていると思います。
それが一番よくわかるのがやはりGJ!でしょうか。
特に身体能力の高さを活かした力強いダンスがたまらないですよ。
更に、ちょっとした隙間にアオリを盛り込んでくるのもポイントです。
紅月で蜘蛛の巣マントプレーに翻弄される
紅月のマントがDARK SIDEではかなり豪華になっています。
表は金、裏地は黒。
かなり厚めに見えます。
パッと翻すと、照明の赤、マントの金、黒が美しい絵を描いてくれます。
更にバックライトで見え隠れするマントの蜘蛛の巣状のライン。
見えたり見えなかったりするため、これだけで催眠状態に陥ります。
紅月ではSU-METALが会場にはりめぐらした蜘蛛の糸に自分が身動きできなくなっている姿が想像できるかと思います。
今回、バックダンサーにどんな方が出てくるかわかりませんが、バトルシーンはきっとあることでしょう。
ギターソロだったパートがバトルになって最初は戸惑いましたが、アメリカでもヨーロッパでもあまりの迫力に、会場全体が待ってました!と湧き上がっていました。
日本では更に進化したバトルシーンが期待できそうです。
メギツネでは後ろの姉さんたちにも注目
日本公演ではバックダンサーが入るのか入らないのか。
5月6月と同じ二人なのか、はたまたTHE CHOSEN SEVENにするために3人もしくは5人を入れてくるのかわかりませんが、メギツネくらいまで来たら、ちょっと落ち着いてバックダンサーも見てみましょう。
最初にカンザスシティで予告なしで観た時はなんだこれ?!と思いましたが、慣れてくるとSU-METAL、MOAMETALを引きたてるために自分を出さずにいい仕事をしてくれています。
キツネのお面は二段ステージの上から投げるため、ステージの上に落ちることがほとんど。
そのキツネのお面の行方もひとつの見所だったりします。
DARK SIDEでもギミチョコはひたすらに楽しい
YUIMETALがいないことで、MOAMETALはかなり忙しい上、3人の絡んだダンスがなくなってしまったギミチョコですが、SU-METALもMOAMETALも相変わらず楽しそうにギミチョコを歌って、踊ってくれます。
前に出てきているMOAMETALがいろいろと表情を作ってくれるのはわかりますが、後ろのSU-METALも何かしら顔を作っています。
そして、MOAMETALは必ず舌出しポーズをするのもギミチョコ!
一瞬だから見逃さないでくださいよ。
KARATEは誰が誰を起すか注目
DARK SIDEの象徴的なシーンといえばKARATEでSU-METALが倒れているMOAMETALを起こし、その後、SU-METAL、MOAMETALがそれぞれ倒れているバックダンサーの二人を起こしたことです。
あれを観て、現状のBABYMETALはこの4人。
バックダンサーと書いていますが、それ以上の存在なんだと思った瞬間でした。
日本ツアーでは誰を起すことになるのか、注目です。
Road of the Resistanceのフラッグは何?
いろいろと変化のあったBABYMETAL WORLD TOUR2018でしたが、その変化のひとつがRoad of the Resistanceでフラッグがかわったこと。
BABYMETALのクラッシュロゴのフラッグではなく、DARK SIDEのフラッグだったことでした。
日本ツアーも同じくDARK SIDEのフラッグになるのか注目です。
DARK SIDEのフラッグにするなら物販で売って欲しい。
THE ONEはサーフ祭りになるか?
WORLD TOURではサーファーが一番多く出たのはRORではなくTHE ONEでした。
日本ではどうなるでしょうかね?
支える側が受け入れがたいものがある気もします。
そして個人的にはWORLD TOURと同じく袖なしガウンのままか注目しています。
+αの曲は何か?
5月、6月のアメリカ、ヨーロッパツアーでは以上の11曲のセトリだけでした。
10月の日本ツアーは会場も大きいですし、前座もないでしょうから、2曲か3曲増やしてくれるのか期待しています。
既存曲だとしたら、
00 :in the name of
01:イジメ、ダメ、ゼッタイ
02:ギミチョコ!!
03:ド・キ・ド・キ☆モーニング
04:紅月-アカツキ-
05:GJ!
06:シンコペーション
07:META!メタ太郎
08:NO RAIN, NO RAINBOW
09:4の歌
10:メギツネ
11:KARATE
12:Road of Resistance
13:ヘドバンギャー!!
14:BABYMETAL DEATH
15:THE ONE – Unfinished ver. –
広島 LEGEND-S 洗礼の儀のセトリは15曲、in the name ofをあわせると16曲です。
既にSU-METALのソロ曲は2曲あるので、ソロ曲が増えるとしたら4の歌でしょうか。
イジメ、シンコペーションが増えてもいい気が個人的にはしています。
新曲投下もあるかもしれませんね。