サマソニのドセンで鞘師を叫ぶ!! サマソニ大阪&東京 鞘師里保はBABYMETALにいたんです④

超犀利趴

10日間6回のライブではじまった2019年のBABYMETALの次のライブは台湾で開催のフェスだった。

その日は東京アイドルフェスティバルにさくら学院が出演。

藤平華乃はさくら学院の生徒会長のため、アベンジャーズでのBABYMETALライブ出演はほぼない。

過去にはレディ・ガガのオープニングアクトでは、当時最終学年だったMOAMETAL,YUIMETALが東京アイドルフェスティバルを休んで、BABYMETALライブに出たということがあったが、事情が違う。

アベンジャーズは藤平華乃でなくてもよいのだ。

そうなると鞘師里保かまだ姿を見せていない3人めかということになる。

私は鞘師里保しかいない、と信じ、すごく楽しみにしていた。

3人めの初登場が海外のフェスなんてことはないだろうと予想していたからだ。

私の予想なんかを簡単に打ち破ってくるのがBABYMETALのおもしろさ。

台湾のフェスに出演したアベンジャーズは、その日が初登場となった岡崎百々子だった。

岡崎百々子はさくら学院在学中はミュージカルの主演もつとめたりしていたが、卒業後は留学。

表舞台にまったく姿を見せていなかった。

正直言えば、ガッカリした。

岡崎百々子にガッカリしたというわけではなく、3人のアベンジャーズのうち2人をさくら学院から選んだということにだ。

3人のアベンジャーズと言っておきながら3人めが登場するまで一ヶ月以上かかった。

期待ばかりを高めてしまった自分も悪いのだろう。

鞘師里保を超えるインパクトがある人選があるのかと思っていたのだ。

岡崎百々子には申し訳ないばかりだ。

もちろん、さくら学院ファンの方々は大喜びしていた。

SU-METAL、MOAMETALもさくら学院の出身。

藤平華乃はさくら学院在校生。

岡崎百々子はさくら学院卒業生。

鞘師里保ひとりがさくら学院と関係ない外様である。

さくら学院贔屓の人からは鞘師里保に対して揶揄する言葉も目に耳にすることも多々あった。

その頃には鞘師里保の動画を見まくっていて、鞘師里保が歴史あるモーニング娘の中でも特別な存在であることを知っていた。

復帰を待ち望む多くのファンがいたこともよくわかっていた。

世界で活躍するBABYMETALとはいえ、あの鞘師里保がマイクもないダンサーとして参加しているのだ。

それもいつ出るかわからないという設定であり、横並びはキャリア的には浅い藤平華乃と岡崎百々子である。

移動の機内で見かけた人によると、SU-METALとMOAMETALはビジネスクラス。鞘師里保はエコノミークラスに乗っていたそうだ。

偏見かもしれないが、アーティストというのはプライドが高く、自分を低く見られるのがイヤでイヤで仕方ない人が多い。

昔アサヤンという番組で元ウインクの鈴木早智子が復活をかけて、デビューしたことがない女の子たちと一緒に合宿をするというドキュメンタリーがあった。

鈴木早智子はすぐに一緒に泊まるのはイヤと自分でホテルに移動した。

そりゃそうだろうと見て思った。

 

鞘師里保が復帰するとなれば、それなりのオファーは来ることだろう。

なぜBABYMETALを選んだ?!

SU-METALに頼まれたから?

ミキコ先生にお願いされたから?

自分のキャリアとして海外のライブハウス、フェスで踊りたかったから?

BABYMETALから学べることがあると思ったから?

どれにしたって素敵じゃないか。

自分は勇気を持って鞘師里保が素晴らしいことを言っていこう。

だって、ほんとに素晴らしいんだから。

元々の鞘師里保ファンではなく、BABYMETALファンの中でも目立つ存在の自分が言うことに意味があるんじゃないかというおかしな使命感もあり、私は鞘師、鞘師とツイートを繰り返した。

いや、キレイに言い過ぎか。

単純に鞘師がほんとに素晴らしかったからだ。

サマーソニック大阪

画像はすべてサマソニ公式から

サマソニ大阪は終演時間が20時前ということもあり、藤平華乃の出演を予想する人が多かった。

ステージに出てきたのは鞘師里保だった。

観客席の中から数人、鞘師ぃぃぃぃ!!と声があがった。

多分、モーニング娘時代からのファンが見に来てたのだろう。

私も「鞘師ぃぃぃぃぃ!」と何度も叫んだ。

普段、そんなことするタイプではないのだが、叫ばずにはいられなかった。

俺は鞘師を歓迎してるぞ!と伝えたかった。

鞘師がいるBABYMETALのライブはいつも以上に楽しい気がした。

センターブロックの2列目ぐらいで見ただろうか。

サマソニ大阪が終わったあとの私のTweetがコレ。

鞘師熱で熱中症になってたようだ。

サマーソニック東京

翌日のサマソニ東京は岡崎百々子かなぁと思っていたらまた鞘師里保だった。

「鞘師ぃぃぃぃぃ!」と何度も叫んだ。

BABYMETALに来てくれてほんとありがとう。

無邪気にお立ち台から豪快にジェットスモークガンを放つ鞘師里保。

その姿はアイドル時代が蘇るのかかなりイキイキしていて、こちらまで嬉しくなってきた。

なんかおもしろいことTweetしてやろうと思って書いている部分もあるが、鞘師がいるステージを見ていて自然と出てきた言葉でもある。

自分の中に日に日に大きくなっていく鞘師里保という存在がなんなのかよくわからなかったのだ。

可愛くなった鞘師

横浜アリーナで登場した時よりもサマソニでは鞘師里保がより可愛く思えたのは色々と動画を見てきたからというだけではない。
衣装の襟首部分が短くなったり、メイクがナチュラルになってたりしたことも大きいだろう。

私はサマソニまでは鞘師を鞘師さんと読んでいたし、Twitterにもそう書いていた。
正直、鞘師里保のモーニング娘時代のファンに対して気を使っていた。
鞘師と呼び捨てにしたら、すぅちゃん、もあちゃん、鞘師ではBABYMETALのファンが鞘師を下に見てると思われるのではないかと思っていた。
しかし、モーニング娘時代からのファンのほとんども鞘師と書いていたし、鞘師は苗字でありながら、ニックネームなのだ。
鞘師を表すのは「りほちゃん」でも「りほりほ」でも、ましてや「リホメタル」でもない。
鞘師がいちばん的確。イメージしやすい。

BABYMETALのライブで「鞘師ぃぃぃぃぃ」と叫んでしまったからにももう後戻りはできなくなっていた。