魅力の理由!! ワザ師里保 USツアー開幕 鞘師里保はBABYMETALにいたんです⑦

観測史上最大級のハリケーンドリアンに影響されず無事開催されたBABYMETALの2020年のUSツアー。

初日オーランドの次のライブは2日後のアトランタ。

飛行機で1時間半ほど、車で7時間ほどの距離である。

アトランタの鞘師里保

アトランタではもっと鞘師里保を見てやろう。

オーランドではセンターのお立ち台と下手のお立ち台の間を陣取ったが、目の前の照明が邪魔だったため、アトランタでは更に下手に移動した位置にボジションを取った。

新しいコンデジがすごくいい仕事をしてくれていた。

 

今までのBABYMETALにはなかった『艶』があるダンス。

 

つられてこちらも笑ってしまう鞘師里保。

アトランタの他の画像はこちらにあります。

私は基本的に飽きっぽい。

熱しやすく冷めやすいのだ。

好きと思ってもちょっとイヤなことがあれば次はない。

鞘師里保はその点、見れば見るほど夢中になれた。

鞘師里保は他とは何が違うのだろうか?

顔がかわいいとか、指先や毛先まで舞うとか、ダンスがうまいとか、そんなことだけでない何かがあるはずだ。

#ワザ師里保

ライブが終わってから撮影した画像の整理をしていて発見した。

私はカメラの腕がないため、奇跡の一枚狙いで連写をしている。

私のカメラでは1秒間に24枚の撮影が可能だ。

たいていの場合は顔が向いてなかったり、目をつむっていたりする、髪の毛がかかって顔が見えないものばかりで、その中でいいものをピックアップすることになる。

が、鞘師里保はほとんどそれがない。

右側から左側にカラダを回すような動きの最中でも、鞘師里保はほぼすべての画像で顔が観客席を向き、顔が決まっている。

またカラダを回転させる動作では、鞘師里保が一番最後まで顔を前に向けていて、一番早く顔を観客席に向けているのだ。

動き的に下を向かざるを得ない時でも鞘師里保はいち早くカラダをお越し、前を向いていた。

そしてその顔がただ観客席を向いているのではなく、決めてきているのだ。

カラダが大きく動いている時でも顔の位置がかわらないため、顔がキレイに写っているというのももしかしたら技術のうちかもしれない。

こちらの167から178までは1秒もないはずだが、どの画像もポーズを決めたかのように見えてしまう。

178はトリミングしたので大きくなっているが、元々は同じサイズ。

もしかして、『なんかおもしろい』のベースにはとんでもないスキルがあるんじゃないかと思いだしていた。

鞘師里保のターンの凄さ

ターンをする連続撮影した画像を見てみると、カラダは完全にまわっているのに顔は残り、次の瞬間顔をまわして、誰よりも早く前を向いているというのもわかった。

だからステージ上で誰よりも印象に残るのだ。

こちらの画像は2014年の鞘師里保が主演したミュージカル「リリウム」のもの。

右足を横に飛ばしたあとにターンをしている。

ターンをはじめカラダは完全に右側を向いているのに真ん中の鞘師の顔は前を向いているのがわかる。

横の二人はカラダよりも先にがまわっているのがわかるはずだ。

やってみたらわかるが、人間は回転しようとすると顔から先にまわろうとするものだが、鞘師里保は顔を観客席に残している。

そして回転を続け、カラダが左側を向き始めた時には既に顔は前を向いている。

一瞬にして顔をカラダの回転のスピード以上に回転させて顔を前に向けたというわけだ。

回転軸もまっすぐ垂直になっている。

そのため、髪の毛やスカートなどがキレイに弧を描くことにもつながっているのだろう。

横で回っているのもスマイレージの小学生の頃からダンスをしているメンバーでスキルはかなり高いはずである。

#ワザ師里保研究発表

資金の問題もあるし、日本でやるべき仕事もあるため、オーランドとアトランタで帰国。

その後、アベンジャーズは岡崎百々子が出てきて3公演つとめた後、鞘師里保と岡崎百々子の1公演ずつ交代のアベンジャーズということになった。

日本にいる間も、現地に行った方達のファンカムを見て、鞘師里保の研究を進めていったわけだが、鞘師里保は持って生まれた魅力だけでなく、ステージの上で観客を魅了するためのスキルが高いと私は結論した。

 

マジメに解説してもつまらないし、そもそもマジメに解説できるほどのダンスやステージの知識も語彙力もない。

ではということて、鞘師里保は実はアイドルのワザを1000持っている。

それを紹介する#ワザ師里保というTweetシリーズをはじめることにした。

マジメな人に1000はないから100ぐらいにしておけばいいのにとも言われたが、原西の1兆個のギャグから書いただけだが、書いてくうちにほんとに1000書けそうな気がしていた。

ふざけているのはふざけた方がSNSでは浸透しやすいと思ったからである。

 

こちらは他の方が動画で紹介していた鞘師里保が3階席後方に向かって、ジャンプしながら手を振っているのを見かけたもの。

足を横向きに折り曲げるジャンプも見せていた。

かなりボケてはいるが、それでも彼女のことが気になるはずだ。

こちらも他の方の動画から。

この画質でも凄い笑顔で最前にアピールしているのが伝わる。

またアイドルらしからぬ大股で、とにかく、少しでも最前の人たちに近づこうとしているように見えるのも好感が持てる。

鞘師里保のポージングはダンス中だけでなく、アオリの最中でもとてもわかりやすい。

特に広角をあげて目を上向きにしてるのもわかりやすさにつながっている。

曲によって、曲の中でも表情だけでなく、そもそもの顔がかわってしまったと思えることがあるのが鞘師里保だ。

鞘師里保の決めポーズのひとつひとつがスタジオでじっくりと時間をかけ、最高の一枚の写真を撮影しているかのように美しい。

冷や冷やさせるのもテクニックのひとつだ。

ダンス中、とんでもなく無垢の飾り気のない表情になる。

普通ならば披露しないだろう思い切り口を開けることもよくある。

スカートをつかんでパッと回したり、はねあげたりするのはアイドルにはよくあるワザ。

しかし、鞘師里保がやっているのは現地で見ていてもまったく気がつかなかった。

書いている通り、観客にはわからないようにする技術を持っているのだと思う。

時に鞘師里保は手が伸びるように見えることがある。

なぜ長く伸びるように見えることがあるのか?!

私なりに考え、結論が出た。

鉛筆の真ん中を持ち、上下にふりながら、ゆらゆらさせると残像で鉛筆がぐにゃぐにゃ曲がっている見えるというのをやったことがあるだろう。

ラバー・ペンシル・イリュージョンという名前があるそうだ。

鞘師里保がKagerouで腕を振る時はラバー・ペンシル・イリュージョンを応用。

腕を肘を起点にしてしなやかに素早く振ることで見ている人には指先の残像が残り、伸びたように見えるのだ。

また緩急を上手に使うことで錯覚をおこさせている部分もあるだろう。

これは上で書いた回転の時に顔がステージに向いている時間が長いということでもある。

女性のファンの方は鞘師里保が赤ちゃんのように肌が綺麗だということに非常に興味があるようだ。

舌を出すのはステージでは基本ワザ。

出し方にもバリエーションをもたせている。

汗の量も実はコントロールできたりしてない?!と思うことがある。

前に書いた付け髪は汗によって額などに貼りつかせるもの。

情熱的な曲の時だけ汗の量を増やしているように思えてならないのだ。

モーニング娘に入ったばかりの頃から鞘師里保はいつも口角を上げている。

子供の頃は頑張ってあげているという風にも見えたが、今やこういう顔になったんだと思われる。

鞘師里保ぐらいになるとその日の観客席のノリにあわせて、パフォーマンスを変化させていると思われる。

女性ファンが多くいる理由のひとつはこの無邪気な少年のような表情ができることではないだろうか。

こんな顔してめの前で踊られたら、どんなにツライことがあった人でも笑ってしまうことだろう。

THE ONEで暗い舞台袖から出てくる鞘師里保はゾクッとするほど美しかった。

この指先が反ることにより、ダンスの表現の幅を広げているはず。

いつか、キレイに踊れるように湯船の中で指を反らすストレッチしてました。

プロ野球選手のおじさんにフォークボールを投げられるようにピッチャーの人は人差し指と中指を湯船で開くトレーニングしていると聞いたのがヒントになっています、なんて聞ける日が来るかもしれない。

鞘師里保のダンスの特徴のひとつはありないほどのバカになる瞬間があることである。

それがなんともユーモラスでかわいく、観客席は間違いなく楽しい気分になる。

たまたま偶然とは思う。

右上を向いた目の先にバックドロップのドクロがあり、まるで鞘師から飛び出したように見える。

これが計算だとしたら怖すぎる。

鞘師里保を見ていると本当はどんな顔しているのかわからなくなることがある。

これほど無邪気な顔がステージ上でできるものなのか。

鞘師里保のダンスは途中、重力を感じなくなることがある。

鞘師里保がよく転ぶのはなんでだろうか?

気持ちが先走ることがあるのか、よくわからない。

ミュージカルやドラマで活躍する鞘師里保を見てみたいと思っていたが、黒世界で、早くも実現できるとは嬉しい限りだ。

適当な画像を見つけては書いていたので似たようなこと書いているのはご愛嬌。

こういったステージ上のピクトグラムとして優秀というのは確実に言えるとと思う。

最初、角ばって見えてた顔がなぜ丸く見えるようになったのだろうか。

髪の毛の先まで踊らせるとモーニング娘時代からの鞘師里保のファンはよく言う。

髪の毛はもちろんだが、服の形状によって、キレイに舞わせることも意識して踊っているのだろう。

SU-METALが紅月で見せるマントを舞わせるものに通じるものがある。

もっと派手に舞う裾が長いドレスなどでのダンスを見てみたい。

細かい角度まで相当意識してポージングしていると思う。

肘に魅力を感じたのは生涯で鞘師里保ひとりである。

これも残像をうまく使っているのかもしれない。

ここからはヨーロッパツアーでの動画。

オープニングのDA DA DANCEでアベンジャーズが鞘師里保だとわかった瞬間の高鳴りは生涯忘れることができない。

前にも書いた鞘師里保は回転する時もギリギリまで顔を残しているという具体例だ。

そのため、最後は右腕を大きくクロールのように上にまわして、Oh! MAJINAIという愉快な歌を更に愉快にしている。

鞘師里保はなぜ人を魅了するのか?!

鞘師里保が我々を魅了するのは、まとめてしまえばポージングの美しさ、所作の美しさ、気持ちのいい緩急、表情の豊かさ、おもしろさということになるだろうか。

それに加え、会場や状況にあわせた引き出しの多さと技術がある。

意識的にやっていることもあれば、無意識もあるだろう。

そして私がまだ気がついてないワザ、魅力が900以上はあるはず。

それを見つけていくのがこれからの楽しみなのである。